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授業中のおしゃべり、どうする?

教師スキル研究会、通称小林ゼミは、授業改善アドバイザーの小林昭文さんが主催するオンライン研究会です。今年で5年目になります。
主に全国の小・中・高校の教員がゼミ生で、週に1回程度、zoomの部屋に集まって、教育のさまざまなテーマについて語り合っています。

今年の4月からは、Instagramやstand.fmでの情報発信も始めています。
ここでは、stand.fmで音声配信したファイルを文字起こしし、それを要約して記事にしたものをお届けします。

5月30日(木)はサブゼミがありました。
教師スキル研究会サブゼミのアフタートークです。
主催の小林さんではなく、ゼミ生の方に今日のゼミのことを聞いたスピンオフ版の放送です。
今回は、教育なんでも相談会のことについて、ゼミ生のウッチーさんとおしゃべりしています。

ぜひ、聞き耳を・・・


小林ゼミ教師スキル研究会のサブゼミアフタートーク


今回のゲストは高校教師のうっちーさん。
5月からゼミに参加しているうっちーさんとの会話を通して、どんな学びがあったのか、共有したいと思います。

学級授業なんでも相談会の内容

今回のサブゼミでは「学級授業なんでも相談会」が開催されました。
特に、小学校低学年の生徒に関する悩みが中心でした。ある先生からは「授業中に教室から出てしまう子ども」や「授業に集中せず、おしゃべりが止まらない子どもたち」についての相談がありました。

うっちーさんの視点から

うっちーさんは高校教師なので、小学校低学年の悩みは新鮮だったようです。「どうやって解決するんだろう」とドキドキしながら話を聞いていたとのこと。しかし、ゼミ生から出た意見やアドバイスが非常に参考になったと語っています。

特に印象に残ったのは、ある子どもが「教室から出てしまうけれども、集団演技の際には高い能力を発揮する」という話です。このように、一見問題行動に見えることでも、その子どもの能力が発揮される場面があることを再認識したと感じたようです。

小林さんからのアドバイス

小林ゼミの小林さんからは、次のようなアドバイスがありました。
「教室から出てしまう子に対して、行き先を決めて締めさせる」といった具体的な対策や、「おしゃべりをしてしまう子どもたちに対しては、怒らずに質問形式で介入することで、自己反省(リフレクション)を促す」といったアプローチです。

これらのアドバイスは、現場での実践に役立つもので、ゼミ生たちにとっても大きな学びとなりました。

ゼミでの学びを通して

うっちーさんは、今回のゼミで「職場内でのコミュニケーションの重要性」を改めて感じたそうです。特に、忙しい先生同士がどのようにして相談やコミュニケーションを取るか、という工夫が必要だと気付かされたとのこと。紙に質問を書いて机の上に置くなど、小さな工夫が職場内のコミュニケーションを円滑にする鍵となることを学びました。

今後の展望

うっちーさんは、「みんなで悩みを共有し、解決策を模索する」ゼミのスタイルがとても楽しいと感じたそうです。次回は、自分の悩みも持ち込んで、さらに学びを深めていきたいと話していました。


最後まで読んでくださって、ありがとうございました!

これまでのアフタートークの記事は、こちらにあります。

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