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研修129日目|完売は手放しで喜べない

ハニーベリー☆ハスカップ農家で新規就農を目指して、4月から研修をスタートさせている元教員のハタセンです。
マーケティングや農業経営など、その他あなたに役立つ情報を、1500〜2000文字で書き貯めています。

好きな焼き魚は、佐藤水産の銀鱈の西京焼きです。
いつもご愛読ありがとうございます。

一昨日、妻と二人で作った、ハスカップのジャムとシロップ。
発売開始から1週間経たずに、完売しました。

もちろん個数が少ないので、完売といっても、大したことはないとはいえ、興味をもって買ってくれたお客様のおかげです。

11月に3回目の加工を予定していますが、その前に、今回の販売のリフレクションをしておこうと思います。
自分の商品を販売しようとされている方の何かのヒントになれば幸いです。

1.ほとんどはつながりのある方が買ってくれた

(1)オンラインでの販売場所
畑嶋農園のオンラインショップ
農家とつながる農作物直販ECサイト農村日和
tomajoDAO内農作物直売所
の3箇所でした。

(2)それぞれの集客数
①が14件、②が0件、③が6件です。

(3)営業日数
①はメルマガ、Instagram、Facebook、noteなどを使って1週間毎日
②は主にtomajoDAOのYouTubeから3日間
③はtomajoDAO内で3日間
発信・宣伝してきました。

(4)購入された方
20件のうち、夏に冷凍ハスカップ果実を購入されたのは1件だけで、残りの19件はご新規さんのお客さまとなります。
20件のうち、顔の見えるつながりのある方は12件で、オンライン上で知っているくらいのつながりのある方が6件、名前にピンと来ない方が2件でした。

つまりは、ほとんどのお客様が、私という人間を知っており、少なからず応援の気持ちをこめてのお買い上げでした。
それはとてもありがたいことで嬉しいことです。

2.次はそんなに上手くいかないはず

しかし、これは長くは続かないとも思えます。
応援代おうえんしろは、目標値と現状値の差分ですから、早期に目標を達成してしまうと、「次は別に応援しなくても…」という心理が働いてしまうからです。

となると、新規のお客様の手にとってもらえるような工夫が必要であることは間違いありません。

3.次への戦略

ここまでの現状と分析から、次回11月分のジャムとシロップの完売を目指して、次のような戦略を考えています。

①新規のお客様へのリーチ
今回、複数個お買い上げいただいた方には、農園のリーフレット複数枚とお裾分け用の小袋をつけておきました。お客様から知人の方へのお裾分けを見越して、その知人の方にも農園のことを知っていただけるチャンスと捉えています。

②早期予約販売
10月初旬から予約販売サイトを立ち上げ、告知をスタートさせます。
前回が早々に売り切れてしまったことから、早めの購入を促します。
今回買えずに、次を待ってくれている方には効果が期待できます。
また、新規のお客様には、早期完売という実績が、購入の後押しとなってくれるはずです。

③発信活動の充実
これまでのメルマガ、Instagram、Facebookでの周知を続けます。
売るものがないからといって、発信活動が途絶えてしまうと、エンゲージメントが下がってしまうかもしれません。何もない時でも、発信活動を続けることで、お客様の記憶に留めておくことを期待しています。
さらに加えて、stand.FMでの音声配信も検討しています。これまでに、教師スキル研究会の音声配信を続けてきたことから、だいたいの感じをつかめてきました。あとは、そのための時間の確保が課題です。

④購入されたお客様からの感想を収集
今年の販売は実験段階であることから、お客様からの声を集め、次の販売に活かしたい旨を伝え、協力を仰ぎます。同梱したリーフレット内に感想を集めてるためのフォームのQRコードをつけています。とはいえ、ハスカップ果実の時もそうでしが、なかなか協力してくれる人は少ないことが予想されます。
メルマガやInstagramでもさりげなく協力依頼をし、いただいた声を使ってまた発信の素材にも積極的にも使っていきます。


今回は、ハスカップのジャムとシロップが完売したことを受け、それは手放しに喜んでばかりじゃいられないぞとばかりに、早めに次の戦略を考え、今の所思いついたことを書き残してみました。

いつも最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。

次回も、新たな発見を一緒に楽しみましょうね!

他にも、教育×○○や、マーケティングの話なんかもいろいろ書いています。

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