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研修8日目|カメアシはこんな感じ?

ハニーベリー☆ハスカップ農家で新規就農を目指して、4月から研修をスタートさせているハタセンです。
いつもはマーケティングや農業経営について学んだことを、日々1500〜2000文字で書いています。いつもご愛読ありがとうございます。

今日は、研修先の農園で防除作業をしました。

ハスカップには、カイガラムシという害虫がつくことがあります。
ハスカップの枝に寄生して、樹液を吸い、木を弱らせてしまう困りものです。さらには、彼らのうんちによって、葉っぱや果実に病気が出ることもあるというのですから、大変です。

卵が孵化ふかする前のこの時期に、防除する必要があります。
研修先の農家では、慣行栽培(いわゆる通常の栽培方法)の畑のハスカップに行っています。

この時に活躍するのが、下の写真の動噴どうふん(動力噴霧器ふんむき)。
エンジンがついていて、タンクの中の防除液を吸い上げ、ホースに送り、ノズルから霧状に噴射して、ハスカップにかけます。

畑はとっても広いので、畑の端っこにトラックを置いておき、そこからホースを伸ばして、順番に液をかけていきます。

私の役割はというと、そのホースの取り回し。

噴霧をしている人は、トラックからスタートして、畑の反対側まで順番にかけながら歩いて行くのですが、当然のことながら、だんだん引っ張るホースが長くなって、その分だけ重たくなっていきます。

そこで私の登場です。
ホースを引き出して、噴霧している人の負担にならないようにします。

端っこまで行くと、折り返して隣の列のハスカップに噴霧して行くのですが、今度は、引き出したホースが邪魔になります。

そこでまたまた私の登場です。
このリモコンの「ホースを巻く」スイッチを押すと、ホースが自動で巻き取られていくのです。

トラックの位置まで戻ってきたら、トラックを少し動かして、次の列へ。
また、ホースを引っ張り出して….巻き取って….の繰り返しです。

この作業を半日おこない、今日もまた1万歩超えました。
(噴霧している人の方がずっとあるいていますが(^^;)

この時、ふと思い出したんです。
テレビ局のカメラアシスタントさんが肩からコードを巻いて、カメラマンさんが、自由に動き回れるようにコードの取り回しに気を配っていたのを何かで見た覚えがあります。

噴霧している人が、ホースのことを気にせずに、作業に集中できるように、ホースの引き出しや巻き取りに気を配る。
あー、カメアシさんもこんな感じなんだろうなぁって。

とはいえ、この間、耳はあいているわけで。
イヤホンを耳につけて、今日は耳読がたっぷりできました。

勝間和代さんのライフハック50個くらい聞くことができました。
(とっても勉強になりました(^^))

さて、午後からは、事業継承先の農園へ。
防風ネットの設置作業をしました。
下の写真では、左から右へ風が吹くことが多く、ネットの右側に植っているハスカップの幼木を風から守るためのネットです。

これで、先週から続いた防風ネット作業はようやく終わり。
明日からは、ハスカップの木の植え替え作業を行います。
あと数年で、この畑を自分一人で管理しなければならないかと思うと、背筋が伸びる思いで、作業をしています。

つづく…

今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

では、また明日。

他にも、教育×○○や、マーケティングの話なんかもいろいろ書いています。

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