目指せ!新規就農⑦|第三者継承という道
もうすぐ49歳。
今から準備をして、50歳を過ぎても農業を始められるのか?
その下準備を書き残しておくためのこのnote。
これまで、
1.農家の方に会いに行こう
2.公的な就農支援にはどんなもなあるか?
3.まとめ|ハードルを知り、そして向き合う
4.農業はすきなことなのか?
5.ハスカップ農園での作業体験
6.ハスカップって何?
7.アクセルとブレーキを同時に踏み始める
8.技術でてっぺんを目指す
9.「好きなことならやるべきだ!」
10.まるでルンバ!草刈りロボ
というテーマで書いていました。
今回は、北海道厚真町でハスカップ農園を営まれる山口ファームさんに、とあるハスカップ農家さんを紹介してもらったお話を書き残しておきます。
11.第三者継承という新規就農への道
新規就農を目指す者にとって、1番のハードルとなるのが初期費用。
栽培品目にもよりますが、全くの0から用意しようとなると、かなりの金額が必要となります。
以前お話を聞きに行った、宮川RIDEファームさんのお話によれば、ハウスにおよそ二千万円ほどかかっています。
その他にも、トラクターなどの大型農機具を用意しようとすれば、さらに高額の初期費用(初期投資と言っても良い?)が必要となってきます。
そこで、新たな農業の担い手を支えるために、国や地方自治体はいろいろな支援策を用意してくれていて、特に補助金を使っての金額的なサポートをしてくれています。
ところが、私のような50歳になる者には、ほとんどの支援策がありません。
詳しくは、こちらに書きました。
こんな私にも残された可能性があるとすれば、第三者継承者として農業経営を引き継ぐという形での新規就農の道です。
第三者継承での就農は以下のようなメリットがあります。
このように、他の農業経営者から引き継ぐことで、農業を始める上での安定感や先輩からの学び、既に決まった売り先や地域とのつながり、そして新たな挑戦と成長の機会を得ることができます。
12.ハスカップ農家さんから経営を受け継ぐ
北海道厚真町には、100軒ほどの農家さんがハスカップを栽培されています。
しかし、高齢化が進み、平均年齢は70歳代後半らしく、継いでくれる方がいなくなれば、これからどんどん減っていくことでしょう。
山口さんは、「厚真町を日本一のハスカップ生産地に!」という思いで、さまざまな取り組みをされていますが、継承者の確保・支援もその一つ。
研修に訪れた時は、その栽培技術を惜しみなく、丁寧に教えていただいていますが、私が実際にハスカップで就農できる道も一緒に模索してくださっています。
山口ファームさんのスタッフが管理を手伝っている、とあるハスカップ農家さんを紹介してくれました。その方は、86歳のおじいちゃんで、まだまだお元気ですが、奥様のこともあり、あと数年で引退されるとか。
お子さんには経営を引き継ぐ意思はないようで、誰か継いでくれる人がいないか探しておられるとのことでした。
そこで、山口さんが私のことをその方に紹介してくださいました。
とっても気さくなおじいさんで、継承の内容をざっくり聞き取ってみると、
と、私のような新規就農希望者にとっては、渡りに舟のような条件です。
そして、何よりハスカップマイスター山口さんという強力な後ろ盾もいらしてくれて、安心です。
そして、これも大事な要件となってくるのが、地域おこし協力隊となって、農業研修を受けること。
これについては、今週役場に行って、お話を聞いてくるので、それから、また。
了
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