新時代の新人たち|企業が若手を大切にする理由
ハニーベリー☆ハスカップ農家で新規就農を目指して、4月から研修をスタートさせているハタセンです。
いつもはマーケティングや農業経営について学んだことを、日々1500〜2000文字で書いています。いつもご愛読ありがとうございます。
新年度が始まり、もう3分の2が終わってしまいました。
農業研修中の私には、いつもの4月とはまったく勝手が違いますが、これまでであれば、新社会人となった初々しい新人たちが微笑ましく感じられる時期でもありますね。
そんな "令和の新人事情" について、ビズリーチ、メルカリ、スマニューといったユニコーン企業を渡り歩くベテランのプロダクトマネージャー、森山大朗さんが voicy で語っていました。彼の話からの学びをあなたにもシェアしますね。
あなたの周りにいる新人さんのことを思い浮かべながら読んでみてください。
たいろーさんによれば、最近の新社会人の皆さんは企業から大切に大切に扱われているようです。
その背景には3つの大きな要因があるそうです。
1つ目は、過労自殺などの過去の事件を受けて、政府の労働規制が厳しくなったこと。長時間労働、パワハラ、セクハラなどがクローズアップされ、かつての "しごきづくめ" の新人教育は通用しなくなってきました。
2つ目は人口減少に伴う人材不足です。若年層の人口が減り続けているため、企業が新卒者を確保できなくなる事態に。このまま推移すれば、将来的に人材不足は避けられない深刻な問題となります。
最後に3つ目が、テクノロジーの進化に伴うスピードの速さ。スマホの使い勝手やトレンドアプリなど、若者の感覚を無視していては時代に取り残されてしまう危険性があり、彼らの意見を聞くことが不可欠になってきています。
このように3つの大きな変化が重なり、企業は「若手の確保と定着」を最重要課題と捉えるようになったそうです。
実際、大手企業の中には平均的な新卒給与では勝負にならず、若手に重点を置いた賃上げを実施する企業も出てきているとか。かつての時代と比べると、企業と個人の関係性が一変した感があります。
"昔は残業が当たり前で、非効率な仕事をいつまでもやり続けていた。でも今は、企業も個人も変わらなきゃダメだと気づいたんだと思います"(たいろーさん)
これからの時代、新卒者は大切に扱われる存在となり、企業も柔軟に変化し続けることが求められそうです。
刺激的な新人時代が待っていますね。
今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
では、また明日。
了
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