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「風を追うか、土を守るか」ライフスタイルの究極の選択

新規就農を目指して、来春から研修をスタートさせるハタセンです。
いつもは、教育×○○やマーケティング、農業経営のことなどをテーマに毎日一記事ずつ書いています。

さて、今日は、「風の人と土の人、あなたはどちらになりたい?」というテーマでおおくりします。

「風の人」と「土の人」、あなたはどちらに自分を重ねますか?
移り気な風のように様々な場所を渡り歩く「風の人」、それとも一つの地域に深く根を張り、その土地と共に息づく生活を選ぶ「土の人」。

私たちの多くは、「風の人」のライフスタイルに憧れがちですが、実は「土の人」の役割は、見過ごされがちながらも非常に重要です。

今回は、フリーランスの学校のvoicyでひじき漁師のさかえるさんが話していたことをシェアしてみようと思います。
風と土、それぞれの生き方が私たちにどのような意味を持つのか、そしてなぜ今、「土の人」になることが新たな価値を生み出しているのか、あなたにも知っていただければ、嬉しいです。


「風の人」と「土の人」

「風の人」の生き方は、こんな感じでしょうか?
自分が求められる時に、自分の好きなライフスタイルで、拠点を持たずに働く。
こんなふうな生き方をしたい、「風の人」としての魅力に惹かれる人も多いでしょう。

風のように自由に、様々な場所で新しい経験をする。それは確かに魅力的ですが、一方で「土の人」にも大きな価値があります。

一つの場所に根を下ろし、その土地の文化やコミュニティに深く関わる生活。これは、移動することによっては決して経験できない豊かさとつながりを持っています。

さかえるさんは、ひじき漁師としての経験から、「土の人」の重要性について語っています。
土地に根ざした働き方をすることで、その土地の歴史や文化に紐づくような仕事や価値観といったものが身近な存在になります。

彼らは、土地を守り、文化を育て、地域の歴史を継承する役割を担っているのです。

「土の人」の重要性と美しさ

土の人になることは、単に一つの場所で生活すること以上の意味を持っています。
地域社会や自然環境との深いつながりを築くことで、私たちは失われつつある価値を再発見することができます。

さかえるさんが話すように、田舎の風景が美しいのは、地元の人々が日々の手入れと愛情を注ぎ続けているからです。彼らは、ただの風景を守るだけでなく、地域固有の文化や伝統を守り育ててくれています。
これらは、短期間の訪問者や季節労働者には見えない、地域の深い部分に根差した価値を生んでいます。

土の人になることのもう一つの重要な側面は、地域社会での絆の強さです。共に働き、生活し、時には困難を共に乗り越えることで、人々は互いに強い信頼と理解を育むことができます。これは、風のように移り変わる生活では得られない、人生の豊かさの一部となるでしょう。

「風の人」から「土の人」へ

私自身、来春から農業研修員として新たなスタートを切る予定です。
これは私にとって、風の人から土の人へと移行する大きな一歩です。

「風の人」としての自由と変化に魅力を感じる一方で、さかえるさんの言葉を通じて「土の人」の深い価値と重要性にも気づかされました。土に根を下ろし、地域社会と密接に関わり、文化を育むことは、計り知れない豊かさをもたらします。

新たに農家としての道を歩み始める私にとって、この話は特に心に響きました。
土の人として地域社会に貢献し、自然との調和を重んじ、長い歴史を持つ農業の伝統を継承していくことは、私の新しいアイデンティティの一部となってくれるでしょう。

私たち一人一人が、風と土のどちらに自分を重ねるかを考えることは、単に生き方の選択以上のものを意味します。
それは、私たちの価値観、アイデンティティ、そして未来への貢献の仕方を形作ることに他なりません。

いかがでしたでしょうか、今日のお話は?
みなさんのこれからの生き方の何かのヒントになっていれば、幸いです。

あなたは、どちらでいたいですか?「風の人」?それとも「土の人」?

今日も、最後まで読んでいただいてありがとうございました。

では、また明日。

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