#003How どのように書くか?
ライティングラボ3回目を受講しました。移動中のため、またまた車の中から聞き耳を立てていました。コロナ禍前だったら、考えられなかった学び方ですね。私のような地方在住の者にとっては、本当にいい時代となりました。
さて、ラボ3回目のテーマは、「How どのように書くか?」でした。
伝えたいことを伝えたい人に届けるために、このHowは私にとってもっとも関心があることでした。
ラボで学んだことを次の3つにまとめておきます。
1.書くことは料理に似ている!
料理好きの私には、このたとえは、スッと頭に入ってきました。
(1)食材をそろえる=書くための材料・ネタを集めておく
(2)材料を見てメニューをきめる=書くための主眼・テーマをきめる
(3)手順を確認する=書く順番、構成をきめる
(4)調理開始!=書き始める!
(5)味見をして味をととのえる=読み直して、下書きをブラッシュアップする
これまでの私の書き方では、いきなり(4)だったことが多かったように思います。うまくいったこともあったのですが、悩むことも多く、時間がかかることもままありました。
そこで、今回の記事から早速、(1)〜(4)をやってみることにしました。
使ったのは、Notionというアプリ。以前から使っていましたが、こんなふうにも使うと便利ですね。
いい料理をつくるには、それなりの準備が必要なのと同じように、いい文章を書くにも、やはりそれなりの準備が必要だということですね。
2.「わかりやすい」文章を書くには、コツがある!
いくら熱のこもった文章を書いても、伝えたい人に読んでもらえなければ、その熱量も伝わりません。
読んでもらうためには、相手目線で考えられた、読みやすい、わかりやすい文章を書く必要があります。
ラボのナビゲーターのアオさんから教えてもらったコツはこの4つ。
(1)余計な言葉が入っていないか。
(2)ひらがなと漢字は適度なバランスで。
(3)語尾を変化させて、リズムをつける。
(4)Webならではの余白をとる。
(1)余計な言葉が入っていないか。
余計な言葉があるせいで、まわりくどい文章になっていないか。その言葉が本当に必要か。シンプル イズ ベスト。読んでもらって、スッと頭に入ってくるような文章にしたいものです。声に出して読んでみると、気がつくことができそうです。
(2)ひらがなと漢字は適度なバランスで。
「習った漢字をつかいなさい」という言葉は、先生であれば、親であれば、言ったことがある方も多いはず。
文章づくりの主流がPCやスマホでの入力になってくると、キーボードをたたけば、勝手に漢字に変換されていて、気がつけば、漢字だらけの文章に・・・。
でも、読み手にとっては、とても読みにくい文章になっているのかもしれません。
適度なバランスは、ひらがな8、漢字2だとか。意識的にひらがなをつかうようにしないといけないということですね。
(3)語尾を変化させて、リズムをつける。
「〜です。」「〜ます。」「〜でした。」「〜ました。」「〜だ。」「○○。」常体、敬体、体言止め、言い切り・・・。
いろいろな文末の表現を使うことで、リズムが生まれてきます。これも声に出しながら読んでみることで、気がつけるかな。
そして、いつも迷うのは、常体で書くか、敬体で書くかということです。だれかに読んでもらって、その人に共感してもらいやすいのは、敬体ということの方が多いようです。
大切なのは、伝えたい人がだれか?ということを常に意識して書くということでしょうね。
(4)Webならではの余白をとる。
上から下にスクロールしながら読むWebの文章では、文章の長さや改行、段落に気を配らなければなりません。
目で文字を追いやすいように、余白をたっぷりめにとるようにします。
3.書くことを続けるためのコツ
「How どのように書くか?」を意識して、伝えたいことを伝えたい人に届けることは、一朝一夕にはいかないようです。とにかく書いて、書いて、書き続けることで、だんだんとコツをつかんでスキルアップしていくのでしょう。
・時間を決めて、書くことを習慣化する。
・長い時間、書く時は、25分書いて5分休けいという30分のサイクル(これをポモドーロテクニックというらしい)で書く。
しばらくこの2つを続けてみようと思います。
まとめ
今回は、「How どのように書くか?」について学んだことを書きました。
1.書くことは料理に似ている!
材料集めからこん立てづくり、味見まで。美味しいお料理づくりとステキな文章づくりは考え方はそっくり。
2.「わかりやすい」文章を書くには、コツがある!
自分に向けた文章と人に伝えたい文章では、当然書き方がかわってきます。読みやすい、伝わりやすい書き方のコツ4つについて学びました。
3.書くことを続けるためのコツ
ライティングのスキルアップは一朝一夕にならず。息を長〜く続けるためには、それなりのコツがありました。
まずは、基本の型を身につけ、そこから自分らしい文章を作っていけるよう、今は、たくさん書く、書き続けることを目標としてがんばります。
了
追記 22/02/12
講座終了時に書いてみました。
講座の全体像が知りたい方はこちらから。