職員1on1をホワイトボードミーティング®の手法でうまくいった話
教頭の仕事は多岐にわたりますが、中でも私が大切している仕事の一つが職員との面談です。
10月になり、後期の面談を毎日数人ずつの方としていました。
前期の面談のやり方をマイナーチェンジして、絶賛勉強中のホワイトボードミーティング®の手法を使ってやってみました。
結論から言いますと、これがとってもうまくいったのです。
1.面談がおもしろい
職員との1on1面談で、ホワイトボードミーティング®を取り入れたことによって、
これは紙(ほんとはホワイトボード)に書いて、考えを視覚化することで、頭の中を整理しながら話すことができたからだと思います。
おそるべし、ホワイトボードミーティング®
2.ホワイトボードミーティング®ってなに?
そもそもホワイトボードミーティング®って何でしょうか?
5年ほど前に、学級担任をしていた時にも、クラスの子どもたちと一緒に取り組んだことがありました。子どもたち全員分のミニホワイトボードと、班に1枚の大きなホワイトボードを買って、授業の中で取り入れていました。
あの時から、「これはまだまだ奥が深いぞ〜」と目をつけていたのを覚えています。
最近、再び出会いがあって、みんなのオンライン職員室の「みんなのファシリーテーションゼミ」で学び直すことにしました。
開発者のちょんせいこさんに直々に教えてもらえるのがとってもうれしい。
せいこさんが、ゼミ生さんの話を聞きながら、ホワイトボードに書いていくのを目の当たりにすると、感心というかもはや感動してしまうぐらいです。
「私もやってみたい!」
この気持ちがふつふつと芽生え、ならば、ちょうどもうすぐ始まる職員1on1で練習もかねて取り入れてみようと思ったのでした。
3.こんなふうにやってみました
1on1面談の時には、A3用紙と黒、赤、青のマーカーを持っていきます。
書くことの了承を得て、ホワイトボードミーティング®の話を少しして、警戒心を解きます。(だって、いきなり書かれたら、ビックリされてしまうでしょ?)
①の発散の時には、書きながらも、あいづちやオープンクエスチョンで話を引き出したり、深めたりに気をつけます。
②の収束の時に、さらに話が深まる感じがしました。
③の活用では、その職員の「自分」の次の一歩を引き出すように気を配りました。他人に変わってもらったり、動かしたりするのは難しいけど、自分の範囲の中で、自分が動く範囲で踏める小さくても一歩は?を話してもらうようにしました。
4.まとめ|面談でビジョンが整理される
今回は、ただいま勉強中のホワイトボードミーティング®の手法を使って、職員1on1面談をしたら、とてもうまくいった話を記事にしました。
ホワイトボードミーティング®の手法を使った面談で、
これらのことを視覚的に整理しながら、話ができたのです。
実際には、
という流れで面談をしました。
これまでの面談は、仕事をする上での、不安、不満、不便を聞くことで、その職員の現状把握をしていましたが、
この面接によって、職員の仕事に対するビジョンを整理することができるようになりました。
まだまだスキル不足の私ですが、そんな私でも効果を実感できたホワイトボードミーティング®。
これからも学び続けていきたいです。
了
読んでいただいてありがとうございます。
教育×○○をテーマにいろいろ書いています。
他にも読んでいただいたら、うれしいです。
スキ❤️してもらえると、飛び上がるくらいうれしいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?