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研修16日目|挿し木で増やすハニーベーリー

ハニーベリー☆ハスカップ農家で新規就農を目指して、4月から研修をスタートさせている元教員だったハタセンです。
最近は、農業研修のことが若干おおめですが、他にもマーケティングや農業経営について、日々1500〜2000文字で書いています。
いつもご愛読ありがとうございます。

さて、今日は午前中は、研修先の農家産で、挿し木の作業をしました。

ハスカップは、主に挿し木で増やしていきます。

みなさん、挿し木ってご存知ですか?

挿し木とは、植物の一部分(枝や葉)を別の場所に植えて新しい植物を育てる方法です。挿し木をするには、以下の手順が一般的です:

1. 健康な母株から適切な大きさの枝を切り取ります。この枝を「挿し穂」と呼びます。

2. 挿し穂の下部の葉を取り除き、切り口にホルモン剤を塗布します。これは根が早く出るよう促すためです。

3. 適当な培養土や砂などの繁殖用の土に、挿し穂を数センチ深く差し込みます。

4. 挿し木した容器を湿度が高く日光の当たらない場所に置いて、根が張るまで管理します。

5. 数週間~数か月後に、根が張ったことを確認し、本植えの準備をします。

このように、母株から切り取った枝を新しい環境で育てることで、遺伝的に同じ性質を持つ新しい個体を増やすことができるのが挿し木の特徴です。

claudeに聞いてみた

研修先では、秋に剪定した1年生の枝を保管しておき、それを春、この時期に地面に挿しておきます。
この状態で3年ほど経てば、ポットに移し替え苗として利用するのだと言います。

今回は、在来種のものを3種類ほど合計2,400本ほど挿しました。
うまく根を張って生き残るのは40~50%程度だとか。

簡単なように見える作業かもしれませんが、屈んだ状態で横に移動していくので、腰が痛いのなんのって(^^;

午後からは、継承予定の農園に移動し、この間からずっとやっているハスカップの樹の植え替え作業。メインの畑を「ゆうしげ」「あつまみらい」のブランド品種でかためるため、多くの在来種を掘り起こし、あらためて、「ゆうしげ」「あつまみらい」の樹を並べ直して、植えていきます。

小さい時に砂遊びが大好きでしたが、ここまでたくさんの穴を掘った覚えはありません(^^)

しかも昨夜の雨のため、ぬかるんでいて、土の重いこと!
さすがにくたびれました。

明日もまだまだ続きますよ!

畑にビニールハウスもあります。
こちらでは、夏野菜が育てられ、ハスカップ狩りに来てくれたお客さんにサービスされるのだとか。
こういうのが農園の魅力にもなっているのでしょうね。

初めて耕運機なるものを触らせてもらいました。
こんなに土がふかふかになるなんて。
これだけの広さをクワで起こすのは一苦労なのに、耕運機恐るべし。

つづく…

今日の耳のお供は、こちら。

この本、めっちゃいいです。
3人の子どもたちそれぞれにプレゼントすることにしました。

今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

では、また明日。

他にも、教育×○○や、マーケティングの話なんかもいろいろ書いています。

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