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新規就農を目指す物語

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最もチャレンジしてみたいこと、それは農家になることです。 50歳で新規就農は果たしてできるのか、私のnoteにその成り行きを書き残しておこうと思います。
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2023年9月の記事一覧

目指せ!新規就農24|少し先が見えてきた

現在49歳。 今から準備をして、50歳を過ぎても農業を始められるのか? その下準備を書き残しておくためのこのnote。 今回の記事は、事業継承する予定のハスカップ農家さんと、継承についての具体的な話をしてきたことを書き残しておきます。 新規就農を目指されている方や、新規就農に興味があって応援してくださる方に届けば幸いです。 40.こんなにいい条件で就農できるんですか!?(歓喜) 事業継承させていただくことになっているのは、ハスカップ農家のHさんのハスカップ畑。 そして

目指せ!新規就農23|適正価格を実現するために

現在49歳。 今から準備をして、50歳を過ぎても農業を始められるのか? その下準備を書き残しておくためのこのnote。 今回の記事は、農業経営コンサルタントの高津佐さんのvoicy「農畜産物の適正価格への課題」を聞いて、考えたことを書き残しておきます。 新規就農した後、無事に生き残っていくための農家としての戦略を立てる際の参考になればと思います。 38.農畜産物の適正価格を実現するための課題とは?高津佐さんは、こう指摘しています。 ①値上げができたとしても、消費者の買

目指せ!新規就農22|農業でNFTをどう活用するか

現在49歳。 今から準備をして、50歳を過ぎても農業を始められるのか? その下準備を書き残しておくためのこのnote。 今回の記事は、palpalさんが『NFTを学べるラジオ』で、tomajoDAOで活動されている茶農家のみっちゃんと対談し、農業界でのNFT活用について語っておられたことをもとに、自分でもやってみたいと思ったことを将来のために書き残しておきます。 自分が作った農産物の魅力をどう消費者の方に伝えるのか?ということの一つの解決方法だなと思っています。 36.

目指せ!新規就農21|自分で育てて食べるが一番

現在49歳。 今から準備をして、50歳を過ぎても農業を始められるのか? その下準備を書き残しておくためのこのnote。 今回の記事は、自分が作った農産物の魅力をどう消費者の方に伝えるのか?ということについて書き残しておきます。マーケティングにつながるお話です。 長野で100年続くりんご農家の5代目のみやちんのvoicyを聞いて考えたことです。 34.自分で作った作物が一番美味しい私は、教員になって27年目になりますが、担任をしていた時は、毎年、子どもたちといろんな野菜を

目指せ!新規就農20|農協とはどう付き合えばいいのか

現在49歳。 今から準備をして、50歳を過ぎても農業を始められるのか? その下準備を書き残しておくためのこのnote。 農家となったならば、農協との付き合いを避けることはできません。 今回の記事では、高津佐さんととまたろうさんが農協について語っておられたvoicyを聞いて、あらためて農協について考えたことを書き残しておきます。 32.農協ってなに?農協(農業協同組合)が行っている業務は非常に多岐にわたります。 金融業務: 一般の銀行と同様の預金・融資サービスを提供しま

目指せ!新規就農19|マーケティングで勝負する

現在49歳。 今から準備をして、50歳を過ぎても農業を始められるのか? その下準備を書き残しておくためのこのnote。 私の目指す農業形態は、小規模個人農家となります。 前回の記事で、小規模個人農家が勝負できる売り方は、個人消費者や販売店さんへの直売方式ということをお話ししました。 今回の記事では、これをもう少し深掘りしていきます。 30.マーケティングと営業の違い作物や商品をお客さんに届けるまでに、個人農家がしなければならないことがあります。 それが「マーケティング

目指せ!新規就農18|どうやって売っていけばいいのか?

現在49歳。 今から準備をして、50歳を過ぎても農業を始められるのか? その下準備を書き残しておくためのこのnote。 先日、「農家の学校」のパーソナリティ高津佐さんのvoicyを聴きました。 今回の記事では、このvoicyをきっっかけに、自分の作った作物をどうやって売っていけばいいのかについて考えたことを書き残しておきます。 28.農協→卸売市場という流れで売る農家さんの多くは、農協・卸売業者(市場)に出荷しています。 実際、国産の青果物の約80%が卸売市場を経由し

目指せ!新規就農17|目指すべき農業を見つける

現在49歳。 今から準備をして、50歳を過ぎても農業を始められるのか? その下準備を書き残しておくためのこのnote。 毎朝聞いている大阪でミニトマトを栽培されているとまたろうさんのvoicyで、先日、とっても興味深い放送をされていました。 この回は、特別会で、Voicy「農家の学校」パーソナリティーの高津佐さんとの対談会でした。 高津佐さんは、農家向けのコンサルやオンラインスクールなどされている、いわば農業経営のプロ。 新規就農に向けて、一番勉強になったのが、こちらの

農業体験が未来の農業を変える

先日、とまたろうさんのvoicyを聴きました。 (毎朝、弁当を作りながら、楽しみに聴いています) 今回のテーマは「農業体験を補助金対象にしてください」というもの。 とまたろうさん自身が稲刈り体験をしたこと感じた、農業体験の大切さを語っておられました。 稲刈りという昔ながらの農作業の体験が、食べ物に対する感謝の念を、とまたろうさんの心の奥に思い起こさせてくれたようです。 スーパーに行けば、なんでも食べ物が手に入るこの時代。 農作物の価値がなかなか上がらないことやフードロ

目指せ!新規就農16|腹を決める。

現在49歳。 今から準備をして、50歳を過ぎても農業を始められるのか? その下準備を書き残しておくためのこのnote。 就農先の第一候補として考えているのが、厚真町。 とあるハスカップ農家さんの経営継承を目指しています。 ところが、2ヶ月ほど前、あらたな話が舞い込んできました。 ある方から、あるところのさくらんぼ農家さんが後継者を探しておられる情報を得ました。 ご高齢で、息子さんも経営を引き継ぐ意思はないそうで、事業を第三者に継承したいとのことです。 日本中にそうい