1ヶ月ぶりにお散歩したら季節が移り変わっていて嬉しいような淋しいような
まだまだ夏だと思っていました。
双極性障害と心身症により休養している結機(ゆうき)と申します。
現在は家で絵や手芸などをして過ごしています。
そんな家にこもりがちの私が、気まぐれで夕方散歩に行きました。
お散歩をするのは一ヶ月ぶり。以前は18時頃でも暑すぎて外に出られなかったのですが、最近は少しずつ過ごしやすくなってきていますね。
周りは田んぼと山と民家がちらほらあるような田舎です。
まず目に入って驚いたのは田んぼでした。
稲、重くなってる…。
なんなら一部の田んぼは稲刈りが終わっていました。
更に稲の上を無数のトンボが飛んでいました。
最近まで青々とした田園素敵だなと思っていたのに。もうお米になっているのですね。
気を取り直して歩いていたら猫がいました。
可愛い〜と思って近づくとやはり逃げられる。遠くから撮らせてもらいました。
と猫に気を取られていたら気付きませんでしたが、家に帰って写真を見返したら驚きました。
栗が落ちているではありませんか…。8月末ってもう成っているのか。知りませんでした。
実のなる時期はもう少し先で、栗きんとんもまだまだ先かな〜と思っていたので一気に焦りました。でも美味しいものが多くなるので楽しみです。
散歩の折り返し地点にきました。
そこで季節の移ろいよりもショックなことが。
遠くから視線を感じるなと周辺視野で見たら柴犬がこっちをじっと見ていました。
道路の向かいから飼い主さんに会釈をし通り過ぎようとした時です。
ちゃんと吠えられてしまいました。
なんか怖がらせちゃったかな。
柴犬と飼い主さんに謝り早歩きして逃げました。
犬に吠えられるのって存在を否定されているようで結構辛くて。
吠えられなくなる方法ってあるのでしょうか。
逃げた先にも田んぼは広がり、もうすぐ夏は終わるんだよと言われているような気がしました。
最後に、確か近くにサルスベリが咲いていたので写真だけ撮って帰ろうと思い向かいました。
サルスベリはピンクの色味は残っていたのですが少し萎んでシワシワになっていました。
悲しいなと思い横に目をやると、隣に咲いている花にびっくりしました。
コス…モス…?
調べてみたらキバナコスモスという種類だそうです。
秋の花といえばコスモスと金木犀くらいしか知らない私。もう季節が変わってしまうんだなと実感しました。
淋しい気持ちを抱えたまま玄関のドアを開けました。
蒸し暑い。
まだまだ家の中は夏のままだなと少し安心しました。
散歩時間は20分ほど。
短い間でしたが久しぶりのお散歩は刺激が強かったです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
残暑が続いておりますので、体調お気をつけてお過ごしください。