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洋菓子のワールドカップへ!チョコレート部門で優勝し日本代表に!

洋菓子のワールドカップと呼ばれる「第19回クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」国内予選・チョコレート部門で優勝し日本代表に!
今後実施されるアジア大陸予選の後、2025年フランス本選への出場を目指し、2023年日本チームの金メダルに続く2年連続の優勝を目指します。


国内予選タイムトライアルの練習風景



2023年3月29日に東京製菓学校にて行われた「第19回クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」日本国内予選の決勝大会のB部門(レストラン・デザートとチョコレート細工のピエスモンテ)で優勝。シルクスクリーンを応用した転写など、籏の経験や知識・技術をつめこんだ繊細でダイナミックな作品は、長い期間をかけ、入念な準備・試行錯誤を繰り返し完成したもの。今回4度目の挑戦で念願の優勝となりました。


日本代表メンバー

日本代表チームは、A部門(シェア・デザートとアメ細工のピエスモンテ)優勝の的場 勇志選手(株式会社 美十)とC部門(フローズン・デザートと氷彫刻)優勝の宮﨑 龍選手(エルダンジュ 株式会社ブライド・トゥー・ビー)とともに結成され、籏はチームリーダーを務めます。また、団長には2013年日本代表選手の冨田 大介氏(株式会社カルチェ・ラタン)が就任。2024年春開催予定のクープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー アジア大陸予選(Asian Pastry Cup)を勝ち抜き、2025年のフランス本選出場を目指します。


日本代表チーム(左から、宮﨑 龍 選手/籏 雅典 選手/的場 勇志 選手/団長の冨田 大介氏)


作品について

日本国内予選・決勝大会 B部門 優勝作品

チョコレートの質感やテクニックを表現することをこだわりました。最後の大会と決め、練習を繰り返す毎日でした。
今まで培った経験を生かし、持ち合わせた技術をしっかり発揮できたと思います。

特に苦労した所は、新しいテクニックとその見せ方でした。大会が近くなり編み出したテクニックは、安定しない難しさ。練習を繰り返し、誰も見たことのない技術で勝負を挑みました。
 大会当日は5分前にギリギリ終了。全てを出し尽くすことが出来ましたね。
 フランス大会に向けて、新しい技術を開発しています。誰も見たことのないテクニックで圧倒したい!
味覚審査に向けても同じことが言える。日本の細やかな仕事を、しっかり準備して挑みたいと思っています。


プロフィール

コンフィチュール アッシュ 統括責任者。

製菓専門学校卒業後、一般店を経てパークハイアット東京にて勤務。ジャパン・ケーキショー東京チョコレート部門大会会長賞他コンクール受賞歴多数。第十九回クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー日本国内予選・決勝大会ではB部門で優勝。日本代表に選出され、今後実施されるアジア大陸予選の後、2025年フランス本選への出場を目指し奮闘中。


クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリーとは

1989年にM.O.F.の(フランス最優秀職人章)の称号をもつガブリエル・パイアソン氏とヴァローナによって設立された世界を代表するパティスリーのコンクール。「洋菓子のワールドカップ」とも呼ばれ、2年に1度開催されています。2023年にフランス(リヨン)にて行われた「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー2023」では、世界17か国が参加する中、日本代表チームは、強豪フランス(2位)、イタリア(3位)をおさえて見事1位を獲得。日本の優勝は1991年、2007年に続き3度目、8大会ぶりの快挙でした。籏ら2025年チームは2年連続の優勝を目指します。


 

 現在は、アジア大会予選に向けて、本番を想定した通し練習や作品のブラッシュアップを行っています。大会に向けて、努力を続ける日本代表チームにご注目ください

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