管理部門のDX化について
こんにちは!
昨日はDXについて書いたので、管理部門に絞って書いていこうと思います。
どこの会社でもそうなんですけど、管理部門って営業部門に比べて人数も少ないし、どうしてもコストセンターとして考えられてしまうので予算もそこまで多くないことが多いと思います。
でも、私はいつも思うんですけど、営業部門が頑張って毎年1億円売り上げているとするじゃないですか。それを1.2億円に上げようと思っても中々難しいと思うんですね。
じゃあ、管理部門の予算を更に減らしちゃえ!っていうのが一番簡単な方法だと思うんですけど、予算を減らすとどうしても必要最低限の部分に人の手が回ってしまい、+αの部分にまで手が出ずに結果全社的なパフォーマンスが落ちるっていうことに繋がってしまいます。
じゃあどうしたら良いの?っていうときにDXの考えが生きてきます。
例えば紙の契約書をファイリングして管理している会社があったとします。営業担当が●●社との契約書を見たいと法務に言ってきて、それから契約書を探して見せてあげる、という工数が発生するんですけど、これをデジタル化すればメールのやり取りだけで完結します。工数削減になりますよね。
デジタル化した契約書を全社員が見れるようにして基本契約と個別契約を紐づけて見れるようにします、っていうデジタライゼーションをすると営業担当も見やすくなりますし、法務担当も覚書を作成する等で活躍します。これも工数削減+満足度が向上しますよね。
こうやっていくと、どんどん+αが増えていって管理部門がコストセンターからプロフィットセンターに変革していって、工数削減だけではなく、全社的な効率化が進むとともに、DX化が進み、結果売上の向上につながっていくと思います。
ただ、最初の1歩が難しいのと、方向を間違えると効果の最大化が見込めないので、事前設計が大事です。
事前設計だけでもちゃんとコンサル等にアドバイスを貰った方が近道かもしれません。
私でも経験から何かお力になれることがあるかもしれませんので、お困りの方がいらっしゃったらご相談ください。