【KBR2022】移籍、大敗、歓喜、そして決勝戦〜その2〜
KBR2022の記録です。その1はこちらからどうぞ!
③NEXT2から本気出す〜歓喜の2ndステージ〜
250ptを追いかける立場で3節勝負のNEXT2。
他チームの動向も当然関わるが、自チームがプラスすれば他チームは沈むという前提で言うと+100×3は最低条件、決勝直通を狙うとなるとそれ以上のプラスが必要になる。つまりマイナスしている場合ではなく、1節目にコケて100負けるとほぼ終わりと思っていた。
私事ではあるがNEXT2ブロック開幕の2日前に、そうぞう+ωでチームメイトとして活動するなみやんと入籍した。
新婚パワーで手が入れ〜と本気で思っていた。笑
その祈りは通じたか、自身1戦目で勝負どころの南場の親番にて4巡目に3345556pの仮テンシャンポンでツモタンヤオドラドラの4000オールをツモるなどツキにツイてトップ。
1stステージ3節目からチームに加入した、くろごしさん(ごっしー)が、最終節で荒んでいた僕にリプをくれていた。僕の推しの滝沢プロの言葉を引用してくる辺りがさすがである。
そう、麻雀は楽しむもの。
たかが麻雀である。いまや趣味の範疇のもの。負けるときゃ負ける。勝てるときゃ勝てる。
肩の力が抜けた。
2戦目も2着。ようやくチームにまとまったプラスを持ち帰ることができた。チームも節2位の+192.4を叩き出した。これで総合3位に食い込み、決勝直通の1位にも約150ptと現実的なポイント差となった。
NEXT2第2節は名古屋でのイベント参加のため3回戦からの参加となったのだが、帰り道のひのとりで
みみさんの大三元!を含めての1112で一気にプラス域、そして総合首位!の速報を見ることになる。
こんなに早くこの位置まで来るとは。チーム内にいながら、底知れぬチーム力におののいた。ひのとりで2人ではしゃいでいた。
2回戦もさらにプラスし、ノリノリのチームに参戦!3回戦をはた、4回戦をなみやんが打った。その結果は以下の通りである。
仲良く▲53.6のラス。しかも同じ卓の同じ席。Weは何しに名古屋から…。
2人で▲107.2の夫婦は置いといて、大事な佳境で+238.1の節優勝。本当に頼もしいチームメイトである。何と言っても、個人節優勝の大エースおっしーさんの存在が大きすぎる。チームが苦しい中でもプラスを持ち帰って来てくれていた。周りの感情に左右されないところ、本人はブレブレと言うがブレない麻雀の形を持っているところ、頼もしい限り。
こうして、結果次第では即敗退もあり得るポイント差ではあるものの、最も有利なポジションで最終節を迎えることとなった。
迎えた最終節。
現実的に上位が厳しいチームを上の着順に持っていくとか色々な想定はしていたのだが、結局行き着いたのは普通に打つことだった。
自身1本目。これまでにないぐらい緊張していた。まだ合わせて16本あると考えると着実に加点したい。
接戦のまま迎えた南3局親番。リーチを受け、宣言牌のドラの東をポンして、8mを押し東トイトイドラ3のテンパイ。リーチ者の中スジ4sをすぐに捉えて18000をアガりトップ。紙一重だった。
2本目。現状のチーム2,3位が同卓の大事な卓組。この結果次第で決勝行きが左右されると思っていた。
しかしここでラスを引くのが最終節のはたクオリティである。
オーラス、アガれば2着浮上のテンパイでまあまあバシバシ強打気味に打ってしまった。反省。
でも、これだけ気持ちが打牌に乗ってしまうのはチーム戦だけである。普段はひょうひょうと打っているのだが、やはりKBRだけは力が入ってしまう。
1回戦はややポイントを減らしたが2回戦はチームメイトの活躍で微増。しかし上位陣も軒並みポイントを伸ばしポイント差は縮まっている。
大事な大事な3回戦は抜け番。チームメイトの対局を見守るがずっとウロウロ。落ち着かなかった。
そんな僕のハラハラドキドキは無用であった。1122で100p強を上乗せ!
最終戦を前に首位、そして2位とも190pt差とかなり有利なポジションとなった。
しかし油断は禁物、4444など引こうものなら一気に転げ落ちるのがKBRの怖いところだ。
そうぞうに追い風だったのは、敗退となる4位のボーダーが近いこと。2,3位のチームも上だけ見て戦える状況でないことが大きい。
迎えた運命の最終戦はそうぞうのメンズ4人に託された。
僕は暫定2位のチームと同卓。とにかく上の着順をとることが最低限だ。
その構想はリーチ合戦の横移動であっさりと満たされる。あとは局を流すだけ。
3回戦の貯金のおかげで本当に楽に戦えた。大人しく、慎ましく打って2着でフィニッシュ。
最終戦は安定の全連対!本当に頼もしいチームメイトだ。節優勝には届かなかったが今節も+200オーバー。
▲484.6(半分持ち越し▲242.3)
が
+411.8
に。
2ndステージ3節で+654.1を叩き出した。理想の倍である。なんということだろう。
これにてそうぞう+ωは決勝戦へ進出。
最初からこれができんかーとは思うが、1stステージのポイントが半分になるので、2ndステージはポイントが実質倍ということになる。なんて効率的なんだろう。
しかし忘れてはならないのは個人スコア。4-6-3-8の▲157.8と全く振るわず。NEXT2でこそ微プラスだったが、本当におんぶにだっこで決勝まで連れてきてもらった格好だ。
そして年は明けて1/7(土)。
友添道場チーム(+60)
社雀会(+40)
雀カツっ!!(+20)
そうぞう+ω(+20)
Mintia(+0)
以上5チームによる決勝戦がはじまった。
その3へつづく