知っておきたい、コーヒー豆知識③ - お湯の温度が味に与える影響
昨日は抽出時間についてお話ししましたが
今日は
「お湯の温度」
についての豆知識を
お届けします。
実は、お湯の温度もコーヒーの味に大きな
影響を与える重要な要素です。
コーヒーを淹れる際、一般的に使用するお
湯の温度は90〜96℃が理想とされていま
す。
この温度帯で抽出することで、バランスの
良い風味が引き出されます。
しかし、温度を少し変えるだけで、味の印
象が変わることをご存知でしょうか?
例えば、お湯の温度を高めに設定すると、
コーヒーの苦味や深いコクが強調されま
す。
これは、高温のお湯がコーヒー豆の成分
をより速く、効率的に抽出するためです。
一方、温度を低めに設定すると、酸味や
フルーティーさが際立ち、さっぱりとし
た軽やかな味わいが楽しめます。
自分好みの味を見つけるには、温度計を
使って、お湯の温度を調整しながら抽出
してみることがおすすめです。
普段と違う温度で淹れることで、意外な
風味の違いに気付くかもしれません。
最近は、コーヒーを入れるための電気ケ
トルも手軽に入手できますね。
1度単位で調整できるので便利ですよ。
(そうでなくともお湯を沸かしたヤカン
から、別の入れ物へ移し替えるだけでも
いい温度になります。)
次回のコーヒータイムには、少し温度を
変えて、風味の違いを楽しんでみてはい
かがでしょうか?
温度が少し変わるだけで、コーヒーの味
わいがどれほど変化するのか、きっと驚
くことでしょう。