ゴジラソン#5 三大怪獣 地球最大の決戦
ゴジラ全作品(国内29+アニメ3+ハリウッド1+モンスターバース4作)をマラソン鑑賞しようのコーナー=ゴジラソン
「三大怪獣 地球最大の決戦」(1964)
いやーこっからきつい。なんせ自分がドル箱だと自覚してからの作品ですからね。シリーズ初の一年2作品目かつ年末年始での興行収入爆アゲを狙った作品であり、そして初めてゴジラが「人類の味方」として扱われたものでもあります。
そしてこの映画は宇宙怪獣キングギドラのデビュー作です。ゴジラ以上の凶悪さを遺憾無く発揮しています。今回の怪獣プロレス、マッチメイクとしてはギドラVS地球代表ゴジラ、ラドン、モスラのハンディキャップマッチです。地球軍はそれぞれソロの映画も出ているスター集団、マイケル・ドハディ監督も大絶賛!な作品だけど、一番めんどくさいのはこいつら自分の善悪を把握していないからその後の作品だと敵味方変わったりするんだよね、辛い、てか見にくい。
さすがシネマユニバースの先駆け
ストーリー的な見どころは正直微妙でして、目立って出てくる電波女(としか言えないので見てほしいんですが)が徹頭徹尾わけわからんので、え?え?なんて?と思ったら地球怪獣のフレンズたちによるドッタンバッタン大騒ぎが始まるから、脳の処理をこっちで辞めたら楽しめます。うん。映画の要素が多くて難しいんだけど、一部はローマの休日オマージュらしいので見ておくと変わるかもしれませんがゴジラ見たい人とヘップバーン好きな人ってダブってるのかなあ…
そんかわり、ギドラの大暴れは本当にすごい。1人引力光線乱射。絵的な見どころはすごいです。
思えばラドンだけインファイターなんだよなー。不憫。かわいそ。
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