過保護と放任〜子どもとの距離感〜
自分は過保護な親じゃなと思ってたけど、客観的にみれば過保護であることに今更ながら気がついた。
いや、奥さんからの指摘で気づかされたというべきかも。
「そんなん、自分たちでやらせたらいいねん」
「アンタがするからやん」
そう、子どもたちにとって良かれと思ってやってることが甘えとなり、お父さんがやってくれるという考えを植え付けてしまったこと、これこそ過保護な親に無意識のうちになってました。
過保護な親の定義を調べてみると
身の回りのこと親がやってしまう
欲しいもなら何でも買い与える
どこへ行くにもついていく
もっと他にもあるんでしょうが、一番目の身の回りのことをやってしまうがドンピシャです(あとの項目は当てはまらないけど)。
子どもたちの自主性に任せてたし、3人ともそれぞれの考えや目的を持ってることにフォローしてきただけのつもりになって、彼らが自分でやれるはずのことまでやってしまってたということなんです。
でも結局は子どもの自主性や社会性、自分で考える力を気づかぬうちに奪ってしまってるんですよね。
幸いにも、奥さんがうまい具合に放任主義であったことで、事なきを得たようではあるものの、もし夫婦ともに過保護だったとしたらヤバかったかも。
子どもとの距離感って難しいなと感じます。
親自身が子どもと一緒に成長してないこと、いつまでたっても幼いままのイメージで接してしまうことが過保護につながってしまうんじゃないかな。
本来、まずは子ども自身がやってみて、失敗してしまうような時に声掛けするとか、フォローしてやることが一番いいと思います。
それにしても、過保護もしくは過干渉な親って結構多いんじゃないかな?うちの身の回りにそういう家庭が多いように見えるからかも知れんけど。
他人からみると、子どもことにそんな干渉せんでもいいやん、って思ってしまう場面これまでに何度かあった。
そういう過保護に育てられた子って、やっぱりどこか弱いとこあったり
、肝心な場面で力を発揮できなかったりするのかな、すべての子に当てはまる訳じゃないけどね。
まさか自分が過保護な親だったなんて、俗に言う毒親かもしれん。
ちゃんと制御してくれた奥さんには感謝やわ。
そやけど、この先孫ができたら過保護なじいちゃんになる自信はめちゃくちゃあるな。