少子高齢化と人口減少と過疎化について考えてみたい
総務省のホームページ、人口統計のグラフを見ると、年々日本の人口は減少傾向であり、現在では1億2534万人が暮らしていますが、前年より数百万人少なく、2050年には1億人を下回るような推移のようです。
しかし、人口は減少する一方で高齢化率が増えていく、極めて深刻な少子高齢化社会。
少子高齢化は日本だけに限った話じゃなく、お隣の韓国も中国だって同じか、もっとヤバい状況にあるのかもしれない。
過疎化の問題もしかり、都市部へ人口や働き手が一極集中化し、地方の人口流出がうまれる現状。
これら少子高齢化や過疎について、今住んでる地域に当てはめて少し考えてみたくなりました。
地元で就職する新卒者が少ない
今住んでる地域は山や田畑に囲まれた自然豊かな地域。
農家も多いが、普通にお店だってあるし、さまざまな業態で操業してる会社だって多い。
ただ、地元で就職する新卒者がとにかく少ないらしく、募集人員に対して新規採用になるのは少数だけ、今現状で会社で働いてるのは中堅社員かそれ以上の年代が多い。
多くの若い世代は、進学や都会への就職で地元を離れてしまう、近い将来にUターンで帰ってくる子もいるとは思うけど、都会へ出たい気持ちは理解できる。
生徒数がとにかく少ない
子どもの数がやはり少ない。
地域に点在する小学校では、一学年で一クラス、年代によっては一クラス10数人しかいない場合も。
全国の過疎地域でもよくある話で、生徒数の減少で廃校になってしまった小学校だってある。
もともと地域の人口が少ない上に、出生率の低下や若い世代が流出すれば、今以上に生徒数が減ることはあっても、劇的に増えることなんてないと思う。
全国的に少子化が問題になってる割には、もっと子育て支援適な制度があればいいのに。
空き地や空き家が多い
最近車で街中を走ってると、空き地や空き家が多いことが気になる。
以前は何かしらに使われていたその場所は、人の気配を失い殺風景な情景に見える。
自然豊かな環境であることは田舎の魅力としては良いことだと思う、ただ何も使われていない空き地や空き家が街の至るところにあるのは、なんとかならないものなのかな。
田舎イノベーション
田舎で暮らすことの魅力を伝えようとする取り組みが、お役所を主体として企業や民間の団体を中心におこなわれています。
農業を学ぶ、体験する、支援するなどの形や、古民家を再利用した出店への後押しなど、いかに地域を活性化させるかのイノベーション事業なのです。
都会の生活から田舎生活への憧れで、年配者から若い世代と移住を目指す人達もいる。
田舎イノベーションには、もっともっと期待したい。
若い世代が少ない、子どもが少ない、空き家や空き地が多い、いろんな問題が少しづつでも改善するように自分にも何かできることがあるだろうか。