人間らしい生き方
毎日、毎週、毎月、何年も何十年も朝早く起きて職場へ向かう。
朝から晩まで働く、早く帰れることもあるが、一日の大半を仕事に費やす。
忙しい日々、時間に追われる中で、ふと空を見上げて思うことがあった。
(空ってこんなに青かったっけ?)
青い空に流れる雲は、仕事に忙殺される自分の時間とは対象的にゆっくりと流れていく。
こんな時間の使い方でホントにいいのだろうか?
時間の使い方という点で、今回コロナウイルスに感染し、10日間の自主隔離期間を過ごすことになった。
症状が酷く、寝込んでしまっていた時間を差し引いても、自由にできる時間があり、過去を遡っても、これほどの日数と時間を家族で過ごすことはなかった。
ゆっくりと流れる時間を体感すると、以前の忙しい時間と療養期間の持て余す時間の現在とでは、どちらが人間らしい生き方と言えるのかを、ふと考えてしまう。
時間があるから何もせず何も考えず、ダラダラと過ごすことに意味はないし、それが人間らしい生き方かというとちょっと違う。
今、頭の中を整理してゆっくりとnoteに書く内容を考える時間がある。
人間らしい生き方を文章にして綴ることができればと思う。
隔離期間が終わり、また以前の忙しい生活に戻り、あの空の青さを忘れてしまう前に。
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