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旗はたなびく秋の風。9月の『米国株』に想うこと。

いよいよ9月。秋風が心地よくなる季節になるはずが、NY市場は下落が下落を呼ぶ展開。昨夜もアメリカ株の3指数は下落しました。

それもジャクソンホールでFRBパウエル議長が『インフレと戦う』とのメッセージが『来年以降も金利が上がるのか?』との憶測を呼び『株から逃げろ!』と売って売っての連鎖となっている様子。

昨日はパウエル議長の発言に追随するかのような地区連銀総裁のコメントもありました。

そりゃ、自分の資産が目減りすれば「何をやってくれてんねん!」と想うのも無理はないんですが、FRBはその最大のミッション「物価の安定」を目指している訳で、インフレの終息がCPIやその他の経済指標で読み取れるまで「やっていきます」とのメッセージには納得です。

ただし、気になるのはバイデン大統領の指導力。インフレの原因がロシアのウクライナ侵攻による食料供給不足、物流網の混乱にあることはご理解されていると思うのですが、どうもアメリカが断固としてロシアと向き合うとの姿勢が感じ取れない。

もちろん、地上部隊を派遣して米露大戦争など決して望んではいませんが、大統領が断固たる姿勢と軍隊の『派遣』『展開』によって、ロシアに隣国への軍事侵攻を踏みとどまらせることが出来たかなと思うと残念な限りです。歴史に【if】を付けるというタブーを犯しましたが。

また、一見するとおよび腰に見える大統領を嫌悪して、11月の中間選挙で「あの不動産王!」の復活劇があるのかと思うとちょっと怖い感じがします。

やはりリベラル派の大統領が政権を握っているからこそ、多様性の理解が進むのかなと、こんな記事を見て感じました。

でも新聞報道を読んだだけで「二項対立」による分断こそが「今のアメリカだ!」などと早計な考えは避けないといけないとこんな本を読んで思っているとことでして。

もっともっと日々勉強を重ね、知識ではなく「思考力」を鍛えねばと思っております。

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話題を株式投資に戻して「じゃあお前はどうするの?」という声には「コツコツ投資信託を買う」と申し上げたいです。もうこれしかない。

僕が現役を退くまでの、あと12年という時間の単位で予想すれば、アメリカ経済の成長性は世界の中で最も期待できる。ならばその企業に投資をするのが、収益を得るのには一番効率的ではないかと、思うのです。

その間にリーマンショックのような「金融危機」が訪れないとは言い切れませんがね。

なので前々から取り組んでいる毎月の積み立てともう一つ取り組みを増やします。わずか「毎日200円」ですけど。

それと今後の検討課題として、仲の良いこの方の本を「ETFカタログ」としてデスクに置き「東証ETF」の各銘柄を参照しながら、それこそ1単位ずつ刻むように買って自分年金に当てようかなとも思っております。

細かくETF銘柄のデーターをチェックして本にされた、想像を絶する労力に敬意を持って。

なので、ポストイットを見出しのように貼って勉強しております。

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米国社会への興味と米国株への投資と、少し秋を感じる休みの朝に想うことでした。

秋の風に旗も心地よくたなびいてくれると、いいんですけどね。

それではまた。

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