![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/69942621/rectangle_large_type_2_85debeda80778093b9536363b4a6d355.jpg?width=1200)
企業倒産を研究をする
はじめに
皆さんこんにちは。僕は倒産企業を見るのが好きと言ったら「不謹慎」ですが、関心があります。
その要因は社会人のキャリアスタート時にBTBの「営業」を経験したことがあり、その仕事で徹底的に「未収金を回避する」ことを仕込まれました。パワハラもたくさん受けながら。
なので未だにこの会社大丈夫か?という見方をするクセが抜けきれず。
本でも「そのジャンル」を結構読んでます。
印象に残った本
あの会社はこうして潰れた
その中でも印象に残った本をご紹介しましょう。
この本は日経Web版のシリーズが新書化された本です。
8章に分かれており個別企業の「倒産に至るプロセス」がコンパクトにまとめられております。
その中でも印象に残ったのは「エドウィン」と「白元」のエピソード。どちらも事業を窮地に追い込んだのは創業家の「3代目」。
「ピッカピカ」のキャリアを引き下げ「パラシュート降下」のごとく華々しく家業にデビューするも身の程が分からず破滅の道をたどります。
特にエドウィンは為替ディーリングの財テクに走り最終的には「1000億円」近い債務を負うことに。
「エドウィン」の由来は江戸<エド>が世界に勝つ<ウィン>との意味であると言われます。
本の文中にありますが「浮利を負わず」本業に励んでいれば。
やはり株でも為替でも相場を追う「ディーリング=投機」にはのめり込んではいけないことを「エドウィン」のエピソードは教えてくれています。
世界最高峰の教育を受けたエドウィンの3代目も為替相場の「麻薬的魅力」には勝てなかったようですね。
コロナ以降に続編が出版されており(こちら👇)読んでみようと思ってます
![](https://assets.st-note.com/img/1642216706970-bjGSqmtM8I.jpg?width=1200)
滅びの遺伝子 山一證券興亡百年史
続きまして『滅びの遺伝子 山一證券興亡百年史』です。
これは本当に面白い!近々ブックレビューをブログで公表しよう思い、再読しています。現在昭和35年、東名阪の証券取引所に「二部市場」が設立されたところまで読みました。
この本を読みながらところどころで僕はこんなツイートをしており。
さあ、寝ますかねぇ。
— ゴローさん@ゴールデンエイジ(オヤジ)スペース主宰❗️ (@Hasunumagoro) January 11, 2022
昨日からこの本を読んでいます。
なぜ山一が自主廃業に至ったか以外にも大正〜昭和の証券市場の歴史も書いてあり大変面白いですよ。
近々レビューをブログにまとめようかなと思っています。
それではまた明日。おやすみー😴💤#滅びの遺伝子https://t.co/L6uiqRTvYA
おはようございます。いやー面白い!歴史を紐解くと日本の証券市場も投機よりも投資は戦前から言われていたんですね。ただ株取引に取り憑かれた人達がその時々に跋扈して。でも最後に生き残るのは「投資」を選択した人達でした。自分もそうありたいですね。今日も宜しくです😊https://t.co/LLhEzLIkqk
— ゴローさん@ゴールデンエイジ(オヤジ)スペース主宰❗️ (@Hasunumagoro) January 12, 2022
この本はキチンと読了し、考えをまとめたらブログに書こうと思っています。
/
えっ?なに?👂
\
でもここまで「前振り」しときながら何も書かないのかって?確かに確かに。
僕も同じく我慢できません。ならば少しだけ。
「エドウィン」のところでも申し上げましたが、相場には「麻薬的な魅力」が潜んでいます。山一の歴代の経営者もその魔力に取り憑かれ。その毒が体に回ってしまうとなかなか抜け出すことは出来ず。
最後に勝つのはそんな魔力に自制心を持って向き合い「投機」ではなく「投資」を続けることだと考えています。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/69954359/picture_pc_555b45ff3f5a3265c3881030e9c2f439.png?width=1200)
さいごに
仕事でも投資でも上がる舞台は「企業」です。繁栄する企業にも理由があるように、消滅した企業にもそこに至る理由があると思っています。
自分が「働く企業」仕事で「お付き合いする企業」お金を託す「投資対象企業」
いずれも正しく繁栄してほしいと思っていますが、時には誤った方向へ進むことも。正しい舵取り(経営)ができているかを知るためにも「倒産企業研究」で役に立つ知識を得られるのではないかと思います。
まあ企業であれ個人であれ「身のほど」を知ることですよ。
それでは今日はこの辺で。
最後まで読んでいただきありがとうございました😊
いいなと思ったら応援しよう!
![ハスヌマ ゴロー(蓮沼五朗)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/86955137/profile_265987ffb8c29b430c23b214b59e1481.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)