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企業倒産を研究をする

はじめに

皆さんこんにちは。僕は倒産企業を見るのが好きと言ったら「不謹慎」ですが、関心があります。

その要因は社会人のキャリアスタート時にBTBの「営業」を経験したことがあり、その仕事で徹底的に「未収金を回避する」ことを仕込まれました。パワハラもたくさん受けながら。

なので未だにこの会社大丈夫か?という見方をするクセが抜けきれず。

本でも「そのジャンル」を結構読んでます。

印象に残った本

あの会社はこうして潰れた

その中でも印象に残った本をご紹介しましょう。

この本は日経Web版のシリーズが新書化された本です。

8章に分かれており個別企業の「倒産に至るプロセス」がコンパクトにまとめられております。

その中でも印象に残ったのは「エドウィン」「白元」のエピソード。どちらも事業を窮地に追い込んだのは創業家の「3代目」

「ピッカピカ」のキャリアを引き下げ「パラシュート降下」のごとく華々しく家業にデビューするも身の程が分からず破滅の道をたどります。

特にエドウィンは為替ディーリングの財テクに走り最終的には「1000億円」近い債務を負うことに。

「エドウィン」の由来は江戸<エド>が世界に勝つ<ウィン>との意味であると言われます。

本の文中にありますが「浮利を負わず」本業に励んでいれば。

やはり株でも為替でも相場を追う「ディーリング=投機」にはのめり込んではいけないことを「エドウィン」のエピソードは教えてくれています。

世界最高峰の教育を受けたエドウィンの3代目も為替相場の「麻薬的魅力」には勝てなかったようですね。

コロナ以降に続編が出版されており(こちら👇)読んでみようと思ってます

滅びの遺伝子 山一證券興亡百年史

続きまして『滅びの遺伝子 山一證券興亡百年史』です。

これは本当に面白い!近々ブックレビューをブログで公表しよう思い、再読しています。現在昭和35年、東名阪の証券取引所に「二部市場」が設立されたところまで読みました。

この本を読みながらところどころで僕はこんなツイートをしており。

この本はキチンと読了し、考えをまとめたらブログに書こうと思っています。


えっ?なに?👂

でもここまで「前振り」しときながら何も書かないのかって?確かに確かに。

僕も同じく我慢できません。ならば少しだけ。

「エドウィン」のところでも申し上げましたが、相場には「麻薬的な魅力」が潜んでいます。山一の歴代の経営者もその魔力に取り憑かれ。その毒が体に回ってしまうとなかなか抜け出すことは出来ず。

最後に勝つのはそんな魔力に自制心を持って向き合い「投機」ではなく「投資」を続けることだと考えています。

さいごに

仕事でも投資でも上がる舞台は「企業」です。繁栄する企業にも理由があるように、消滅した企業にもそこに至る理由があると思っています。

自分が「働く企業」仕事で「お付き合いする企業」お金を託す「投資対象企業」

いずれも正しく繁栄してほしいと思っていますが、時には誤った方向へ進むことも。正しい舵取り(経営)ができているかを知るためにも「倒産企業研究」で役に立つ知識を得られるのではないかと思います。

まあ企業であれ個人であれ「身のほど」を知ることですよ。

それでは今日はこの辺で。

最後まで読んでいただきありがとうございました😊




 



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ハスヌマ ゴロー(蓮沼五朗)
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