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秋の夜長に心震わせる歌を。。。。

つい2週間ほど前まで「半袖のTシャツ」でも汗ばむ陽気だった。けど暗くなって家に帰るとまだ5時半だったりすると「そう言やぁもう10月も後半だったけ?」と少し調子が狂う。

それでもここ1週間の朝晩は肌寒さを感じ、本格的に秋の夜長を楽しもうかなと。読書の秋もさることながら、心に沁みるメロディに浸るのも悪くないですね。

自分のことで申し訳ないのですが、小学校6年ではじめての洋楽「ABBA」を聴き「この美しいメロディはなんだ!」と驚愕して以来、中学生になると「マイケル・ジャクソン」「ビリー・ジョエル」「TOTO」など小林克也さんのベストヒットUSAにもう夢中。高校生になると女子にモテたい一心でベースギターをイタズラしながら「ヘビーメタル」三昧の洋楽一辺倒だったんです。

一方で邦楽は「日本語の歌詞なんてだせぇよ!」とちょっと小馬鹿にしていた。が、ライティングを嗜むようになってからはブルースベースの曲と日本語の歌詞の組み合わせに、心震わせています。

そこで今夜は、かなり古い音楽ばかりですが、秋の夜長にオススメの3曲をお伝えしましょう。

まず一曲目は松田優作さん「ヨコハマホンキートンキーブルース」です。

ドラマで観た彼の生き様が歌に滲み出ていて本当にカッコいい。文句のつけようがない曲。「♪ニューグランド・ホテルの灯りがにじむー」の歌詞1発で山下公園から望む夜の海の水面が鮮明に浮かぶかのようです。曲の初めのブルースハープも素晴らしい。

次の曲は「桑名正弘さん」の「月のあかり」。

僕はこの曲を聴くと本当に泣きそうになる。歌詞の世界のようなロマンスの経験はないにせよです。

「♪長い旅になりそうだし、さよならと言うのは違うし」

この歌詞なんか別れぎわに強がっているくせに、切なくてたまらない男の心境を見事に表現していますね。

最後は「竹原ピストルさん&マキタスポーツさん」のビートたけしさん「浅草キッド」のカバーです。

ラジオ番組の中で歌ったんでしょう。アカペラで歌い出すマキタスポーツさんの声に魅了され、ゴツくがなり立てるような声だけど哀愁を感じさせる竹原ピストルの歌も良い!この曲はたけしさんの生きざまが見事に表現されていて、歌う二人のリスペクトを感じます。

今回の記事の試みいかがでしょうか?たまには嗜好を変えてみるのもありかなと。若い人にも古き良き日本のブルースを聴いてもらえるとうれしいです。

「秋の夜長に心震わせる歌を」

今夜のお相手はハスヌマゴロウでした(エンディングはラジオ番組風:笑)。

それではまた。

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ハスヌマ ゴロー(蓮沼五朗)
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