「味変ハラスメント」撲滅委員会を発足いたします。
差し出された料理をひとくちも味わうことなくスパイスや薬味で味を変えた経験、ありますね?
「悪気はない」
「つい癖で……」
「辛いモノが好きだから」
食事の途中で、スパイスなどで風味や味を変えて最後まで楽しむことを「味変」と呼ぶようです。
でも、目の前にある料理をひとくちも味わうことなく最初から味変するのは、マナー違反だと私は思います。
”料理を作った人”のことを考えたことはありますか?
あなたの味変は積りに積もって「ハラスメント」となっているかもしれませんよ。
先日、マーボー豆腐を作りました。子どもでも食べられるよう、辛さは控えめに。
自分の器にマーボー豆腐を盛った夫が、すぐさま山椒を振りかけたのです。
マーボー豆腐の表面が山椒の粉でおおいかぶさるくらい、大量に。
「あぁ、これは暴力だ。」
そう感じたんです。
「せめて、ひとくち食べてからにしなよ。傷つく。」
やっとのことで絞り出した、夫への精一杯の抗議。
夫からは暴言を吐かれたり、存在を否定されたりしたことはないけれど、この時はっきりと「私は夫に尊厳を傷つけられた」と感じました。
悪気のない味変。
何気ない味変。
積りに積もればハラスメントとなります。
夫は、ずっと前からそうだった。差し出された料理にいきなりスパイスを振る。
山椒、一味唐辛子、タバスコ、ラー油、などなど。
今まで見て見ぬふりをしてきた。
でも先日、マーボー豆腐にいきなり大量の山椒をかけられて、今までくすぶってた不満が大爆発したようです。
「味変ハラスメント」だ!!
というわけで、私、れんこんは
「味変ハラスメント撲滅委員会」を発足いたしました。
味変ハラスメントに悩むみなさま、食事の際にさりげな~く、この記事を話題にあげてみませんか?
あくまでも、さりげなく、ね。
みなさんの家族が仲悪くなったらヤダから。