Jane Doe

38歳、乙女座のB型

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最近の記事

GIRL TALK

”What doesn’t kill you makes you stronger.” これはネイティブなら誰もが知る、有名な格言らしい。私は少し前に小沢健二のツイートで知った。ニーチェも好んで書いた言葉で、直訳すると「君を殺さなかったものは、君を強くする」という意味だそうだ。小沢健二はツイートで、この言葉に「大丈夫。何かあっても、生き延びれば、その『何か』は君を強くする」と続けた。 私にとって「何か」とは、なんだろう。 これは恋愛における定番ネタかもしれないが、恋の始

    • もし生まれ変わることがあるのならば

      先日、中学生の頃から友人が、婚約した。夫となる人は指輪含め装飾品に興味がなく「なぜ買うの?なんのために必要なの?プレゼンして」というようなユニークな人で彼女は一喜一憂。すったもんだの末、結果として彼らはMIKIMOTOでペアの結婚指輪を決めた。 実は37歳の誕生日、私も大好きな彼からお揃いの指輪をもらった。出会って3年の記念と、誕生日祝いとして。CHANELのウルトラコレクションの純白の指輪を。 その日はまだ8月の猛暑で、しかもタイミング悪く天気雨が降ったり止んだり。私た

      • サヨナラの季節

        11月7日は2020年の立冬だった。正式に冬が始まる日。立春までのあいだ、私たちは冬という時間を過ごす。 確かにここ最近、グッと寒さが増した。私は基本的に、真夏と真冬以外は窓を少しだけ開けて生活をする。よどみのない澄んだ空気が好きだから。けれど寒さが増したせいで室内の湿度が40%ととんでもなく下がり、鼻や喉の粘膜がビリビリしてきたので窓を閉めることにした。そして例年通り、エアコンと加湿器を稼働させた。正式に、冬が始まった。 暖かい部屋でぬくぬくと過ごすのは大変に心地よい。

        • 私はあなたのCHOCO BABY

          ときどき、ズルいなと思うことがある。いつも彼のことを追いかけている。彼のことが好きで好きで好きで、そしてもっと好かれたくて大切にされたくて認められたくて、いつも追いかけている。けれど本当は、好きで好きで好きでいて欲しくて、追いかけられたくて、焦がれられたい。そう望んでいる。惚れた方が負けと聞くけれど、まさにそういうことなのだろう。受け容れがたいけれど、私もその一般的な意見の中に存在する女性だったのか。少しショック。恋愛は勝ち負けではないと思っていたから。平等に愛し合い、歩み寄

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        • 愛してる と 好き
          14本
        • Jane Doeのこと
          9本
        • New York, New York
          10本
        • TOKYO
          10本
        • 大人シリーズ
          15本
        • 手紙
          2本

        記事

          鍛錬、修練、訓練

          雑記。 たった今、プロフィール欄の年齢を35歳から36歳に変えた。つまり、そういうことだ。私は10時間ほど前に36回目の誕生日を迎え、晴れて36歳となったということだ。 年齢は数字だと言う。なるほど確かに。正直私は年齢より謙虚にいうと幼く、正直に言うと若く見られる。実年齢より精神年齢とうことだろうか。それだからか、感慨深いものはない。だって実を言うと、36歳になった瞬間はすっかり夢の中だったのだもの。そしてふと目が覚め、0時19分、私は36歳になっていることに気付いた。3

          鍛錬、修練、訓練

          愛の証明

          私たちの恋は、簡単なものではない。法的な部分も関わってくるし、誰をも傷つけていないわけではない。それでも惹かれ合う。惹かれているはず。お互いに。それはわたしの望みかも知れないし、どこか信じたくて、確信したくて。 昨日、恋人に問うてみた。 「愛はどうしたら証明出来るだろう?あなたがわたしの愛を感じる瞬間はどんな時だろう?」 と。すると彼はこう答えた。 「献身こそが、愛だと思う。キリストは人々の罪を背負い張り付けになった。キリスト教の根本は愛、なんだよ。けれど仏教は異なる

          愛の証明

          ダーリン、 I love you!

          少し前、初めて恋人にわたしが書いたnoteを見せた。恥ずかしいやら照れくさいやら、だってけなされたくないし、素人だけれど本当の私の気持ちを綴っているからそれはそれで尊重して欲しいし。けれどどうしても見せたくて、見せないといけなくて、それはとあるプロの方に見てもらうお願いをしたからで、ことの発端はわたしなのだけれど、その内容は、私と恋人が出会った夜のことだったから、だからどうしても、一番はじめに、恋人に見せたかったから。 あぁ、恥ずかしいやらこわいやら。そこそこの長文、彼はじ

          ダーリン、 I love you!

          New York, New York ⑩

          心は常にニューヨーク。そう思えば、大体のことは我慢出来る。皇居や代々木公園はセントラルパーク。5番街は銀座で、東京駅はグランド・セントラル・ターミナルかな。そう言えば、シェイクシャックもある。 ・・・。 4月の頭に、突然、仕事を辞めた。 12月に13年続けた仕事を辞めた。しばらくはゆっくりしようと思っていたけれど、ご縁があり小さな病院で働くことになった。医療関係の仕事は初めてだし、私は有資格者ではないから看護助手としてバックヤードをメインに働いた。はじめは、知らないこと

          New York, New York ⑩

          Twillo、3000日の聖なる夜に

          東京の象徴と言ったら、何を思うだろう。 渋谷のスクランブル交差点、サンシャイン60、歌舞伎町や今や観光客で賑わうゴールデン街だろうか。観光客といえば銀座、浅草寺も人気だろう。レンボーブリッジ、スカイツリー・・・人によってそれぞれだけれど、私が思う東京の象徴は2つ。 東京タワーか、「彼」だ。 銀座八丁目から新橋に向かって歩く。ビルとビルのあいだから東京タワーの先っぽが見えて私は少しほっとする。上京してもう13年になるが、東京タワーを見かけるたびに私は心躍る。美しいなぁと見

          Twillo、3000日の聖なる夜に

          いとしさ

          最近、生きることに疲れている。 パワーダウンというべきか、やりたいこと、やらなければならないことが何か見えなくて、効果効率的に生きたくて、無駄なことはしたくなくて、有限な時間、貯金、それらについて考えると不安が押し寄せてくる。不安というと大げさだけれど、先の見えないトンネルにいる心地。 果たして、生きることとはどういうことだろう。 心臓を動かし、呼吸をすること?仕事をしてわずかな賃金で出来る範囲内に自分を満たすこと?子孫を残すこと?人を、愛すること? 少し懐かしい話だ

          いとしさ

          私の、今の、悩み

          紙媒体は売れない時代、と聞く。 書店もどんどん閉店に追い込まれ、私が気に入って通っていた銀座のブックファーストも数年前に閉店してしまった。近くにはGINSA SIXの蔦屋書店もあるし、有楽町には三省堂もある。少し足を伸ばして丸の内や日本橋には丸善、八重洲のブックセンターもあるけれど、私のお気に入りは銀座のブックファーストだった。そういえば、有楽町のマルイにもブックファーストが入っていた。もうすでに、懐かしい存在になってしまっているけれど。 紙媒体が売れないからと言って、誰

          私の、今の、悩み

          大人の女が美しい ダビドフの女

          「彼女が素敵なのは、大人の女なのに、ちっともいい子ちゃんじゃないところ。そして、悪い子なくせに、しっかりお嬢さんなところ。時々、辛辣なのもいいね。」 さて、困った。 恋人の影響で、葉巻を吸うようになってしまった。と言っても可愛いものだ。シガリロだ。シガリロは葉巻ではないという人も多いから、厳密には、葉巻を始めたわけではない。かも・・・知れない。 本当に初心者なので、火のつけ方すら分からない。マッチ?硫黄の匂い。オイルライター?ふむ、ガスライターですか。ガスライター・・・

          大人の女が美しい ダビドフの女

          与える性、創造する性

          知り合ってしばらく経つ。今年の8月21日で丸2年になる。 どうしてこんなに、好きなのだろうと思う。どうしてこんなに、自分を見失うほど好きなのだろうと思う。雨の日も風の日も、もちろん晴れの日だって。1年、365日、8760時間、525600分・・・。 ときどき、しょうもないことで喧嘩する。そのたびに仲直りしてきた。「ごめんね」なんて言えない人だけれど、ときに癇癪持ちだけれど、肩を寄せて、強く抱き合って、唇を重ねて仲直りした。 先日、こんな話しをした。「いえないこと」につい

          与える性、創造する性

          I wanna be your lover

          プリンスの歌声のように、甘い恋をしたい。軽やかに爽やかに恋をしたい。あなたの腕に抱かれたいし、いつも転がって笑い合いたい。 少し前の話。私たちはハロウィンの夜、喧嘩した。そして彼は 「冷めた」 と言った。その後しばらく電話もメールも無視され、私は10日間ほどお腹を下し続けた。大きなストレスだったのだろう。今までどんな失恋にもそんなことは起こらなかったのに。しかも泣かなかった。泣けなかった。自分に非があると思っていたから?それは違うかも。 私サイドとしては、単なる彼のや

          I wanna be your lover

          ¡Hola! Soy Jane. ¿Que tal?

          いつぶりのnoteだろう。9月の誕生日以前から書いていないので、相当久し振りだ。9月に35を迎え、私はアラサーからアラフォーへとなった。普段、年齢は気にしないけれど、流石に驚いた。妊娠に対する丸高は意識していたけれど、そうか。私はアラフォーだったんだ!衝撃、ちょっとショック。確実に私は大人になっているし、成長というよりは何なら老いているし。年齢に対し、向き合わなくてはいけない。私はアラフォーだ。 そんな私の野望だった9月の誕生日、35歳の誕生日はニューヨークで迎えようと思っ

          ¡Hola! Soy Jane. ¿Que tal?

          東京メトロ 千代田線 表参道駅

          「つけてみたら?」 時間がない時も、デートの後はいつも駅まで送ってくれる。私は少しでも長く側にいたくて一つ遠い駅をリクエストする。腕を組んで歩調を合わせ、私たちは別れを惜しむようにゆっくりと歩く。そして駅に着いたら何度も抱き締める。背中をさすって、指を絡ませて別れを惜しむ。 「次はいつ会えるかな?」 そんな話をしながら彼にハグをして 「またね」 の優しいキス。なんども振り返っては手を振ってくれる彼。いつもそうやって背中を見送る。 一昨日は、時間がない中会いに来てく

          東京メトロ 千代田線 表参道駅