指学:手相学的「手」の構造
手のひらの線(手相)だけではなく、親指や4本の指からも多くの情報がわかることをご存知ですか?
実は、手は、パーツによってわかることが違うのです。
例えば、指は5本ありますが、親指は他の4本の指とは違う役割を持っています。左右の手は、私たちに多くの情報を教えてくれますので、複雑でわかりにくい印象を与えてしまうかもしれませんが、どこで何がわかるのかをしっかりと捉えておくと、面白いくらい自分のことを理解できるようになります。
● 3つのパーツ〜親指・4本の指・手のひら
手は、親指、4本の指、手のひらの3つに区分してリーディングします。
それぞれ、教えてくれていることが違うからです。
では、何がわかるのでしょう。
● 親指
生きるためのガソリンタンク
親指は、他の4本の指とは構造が違います。4本の指は3節あるのに対し、親指は2節しかありません。
4本の指とは全く構造が違うことがわかりますね。
親指は、人の人生を占う上で最も重要なパーツ。
Rules of thumb(親指のルール)という言葉があります。
これは、経験から学ぶ規則を意味します。
親指は、生きるための知恵が詰まった人生の可能性そのもの。
人生から様々なことを学び、人間的に成長するために必要な力です。
Rules of thumbという言葉が示すように、経験から学ぶことを促している指でもあります。
詳しく観察すると、生まれ持った本質とよりよく生きる多くのヒントを得ることができるのです!
こちらの記事でもう少し詳しくご紹介しています。
● 手のひら(手相)
生き方マニュアル(エンジン)
手のひらは、親指で与えられた可能性をどんな風に使えばストレスなく生きられるかを教えてくれる情報が詰まっています。
手のひら全体の形や肉厚は、使えるエネルギー量を、生命線・感情線・知能線・運命線の4本の線は、得手不得手を、その他の細かい線は、日々のストレス状態を教えてくれます。
特に、4本の基本線は、一人ひとりが自分を操縦するための取扱説明書(マニュアル)。それぞれ、以下の情報を得ることができます。
上手に生きるためのヒントがぎっしり詰まっています。
基本線については、こちらの記事もご参照ください。
● 4本の指
日々の生き様、行動意識
4本の指は、自動車の4輪のよう。
4指の様相は、自分という自動車をどんな風に運転して生きているかを客観的に見せてくれます。
4本等間隔で、4本ともまっすぐな状態だったら、あなたという自動車はまっすぐ前を見て動いている状態です。でも、どこかの指が曲がっていたり、まっすぐでなかったら、4輪のタイヤがバランスよく動いていない状態。心に違和感を感じながら日々生活しているかもしれません。
● まとめ(手を読む基本)
この3つのパーツの役割をしっかりと区別して手を読まないと、情報が混乱してしまい、訳が分からなくなることもあるでしょう。
けれど、ひとつ一つの役割を頭に置いて、読み込んでいくと、面白いくらいに人の状態が丸裸になります。
手相を見るときには、まず最初に、3つのパーツが違う情報を持っていることを認識しましょう。