運命線の真意と活用法
手のひらの手首の方から中指の付け根に伸びる縦の線を運命線といいます。
一般の手相占いで、運命線は仕事運を見るとされていることが多いのですが、果たしてその真意は?
今日は運命線が意味することとその活用法を紹介しましょう。
運命線とは
洋書のPalmistry(手相占い)の本を見ると、運命線は Fate Line または The line of destiny と表現されていることが多いです。fate、destinyは「運命」という意味をもつ英単語。このことから、運命線と命名されたのかもしれません。
日本で行われている手相占いの主流は明治維新以降、西洋文化とともに渡来した西洋手相術だと言われています。元々は日本語ではなかったということですね。
洋書を何冊か読んでいる中で、Career line と表現されている書物を見つけました。
Career = キャリア
運ぶという意味の言葉が語源です。
運命は、「命」を「運ぶ」と書きます。
運命線は、生まれ持って決められた宿命的なものではなく、自分の命を自分の力で運ぶ線。私たちも普通に「キャリアを積む」などと表現することがありますね。
運命線と仕事運
一般の手相占いでの運命線の占い方の多くは
運命線が濃い = 仕事運が良い
運命線が薄い = 仕事運が悪い、いまひとつ
自営業を営んでいる卒業生さんが、とある手相占い師さんに鑑定に行った時のエピソードをご紹介しましょう。
その卒業生さんは、運命線が薄め。仕事運について尋ねたところ
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