【北海道農家様向け】技能実習生の出入国情報
技能実習生として来日する人数は年々増えています。北海道では近年どれくらいの実習生が来日しているのでしょか。また、在籍数の推移のデータも見ながら今後の採用活動を考えていきたいとおもいます。
北海道技能実習生 年間受入数の推移
北海道での年間受入数の推移は以下の図の通り、2014年から2018年までは毎年500人づつ増加していることがわかります。2019年に関しては、特定技能VISAが施行されたことにより、約200人の増加となっています。
図1
出展:北海道経済部労働政策局産業人材課 報告書
在籍数の推移
北海道の在籍数は以下の通り、2014年に2,002人の技能実習生が来日しているにも関わらず、2016年3年目在籍者数は1,074人までに減っているので、「約半数が途中帰国している」ことが分かります。
図 2
出展:北海道経済部労働政策局産業人材課 報告書
業種別受入数
業種別受け入れを見ると、2019年11,218人に対して、農業分野での受入数は3,076人と全体の約30%となっています。
出展:北海道経済部労働政策局産業人材課 報告書
まとめ
技能実習生が在留資格の対象となってから、年々受け入れ件数が増えています。日本は少子高齢化が進み、北海道のみならず日本全体で人手不足におちいることから国としても、今後外国人の受け入れを増やすことが予想されます。
しかし 、図2の在籍数の推移をみてわかるように、就業環境や賃金、また技能実習生側の問題などさまざまな理由で、技能実習生の失踪数が増えていることも事実です。
図1の年間受入人数推移を見てわかるように、特定技能VISAが施行された年から技能実習生の受け入れ人数は横這いか減少していくことが予想されます。さらに技能実習生を雇用しても約半数が3年経たずにやめてしまっているので、今後技能実習生だけを頼りに採用を検討するのはリスクになります。
2019年には、約半数がやめてしまう技能実習を3年終えた優秀人材のみに取得される在留資格特定技能VISAが施行されました。
現在、技能実習生を雇用されている農家様はもちろんご存知だとおもいますが、「特定技能制度」を活用した人材採用採用を検討するのはいかがでしょうか。
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