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資産運用業に黒船到来?~政府の改革案
今日の読売新聞に、「資産運用業の改革」について記事がありました。
概要は、現在の日本の投資会社は、メガバンク3社と野村證券、大和証券、三井住友信託銀行の6社が上位を占めている。いずれも親会社が経営方針や人事を決めるとのことでした。
銀行や証券会社に有利な投資商品? つまり手数料の高い商品になるのでしょうか?
実際は三菱UFJ国際投信のように手数料が格安の投資商品(みんな大好きeMAXISSlimシリーズ)が発売され、投資会社間でし烈な手数料値下げ競争が繰り広げられています。
そんな中、政府は「資産運用業の改革」案を打ち出しました。
海外の独立系の資産運用会社の日本への参入障壁を低くしようとしているようです。
世界の投資会社と言えば・・・
まず思い浮かぶのは、「ブラックドック」「バンガード」「ステートストリート」の三大投資運用会社。
これらが、日本に参入してくれば、競争はますます激化します。
黒船の到来?を連想しました。
個人投資家にとっては、よりよい商品が開発されて、投資環境が整うことは大歓迎です。
政府は、「貯蓄から投資へ」を推進して、ものすごい勢いで改革を進めています。
このことについてだけは、とても評価できます。
あとは日本人の投資に関する意識の向上でしょうか?
新NISAスタートまであと3カ月あまりです。
話題になっていると言えど、私の肌感覚では、投資経験者ばかりが話題にしていて、投資をしていなかい人の興味はそれほど上がっていないようにも感じています。
まだまだ、広報が足りなのでしょうか、それとも物価高で投資に回すお金がないのでしょうか?
今回の記事も職場ではいっそ話題にあがりません。
私の感覚が世間ずれしているとも感じてしまいます。
最後にこの記事からわからなかったことを書きます。
SBI証券では、ブラックロックの投資商品も、バンガードの投資商品もSBI証券がETFを買って、売り出しています。
もし、海外の大手投資運用会社が日本へ参入すると、日本人向け専用の投資信託やETFの商品を開発して、ブラックロックやバンガードが直接販売者となって売り出すということになるでしょうか?
形が見えてくるのが今から楽しみです。