味なしカップうどんの味。
先週末、「何もしたくない病」にかかった。
くわしくはこちら。
その日、子どもたちは、
コンビニでカップラーメンを買ってきた。
野菜きらいの次女が「カップラーメン♪」と
大喜びしたことは、
上の記事にも書いたが、その続きがある。
何もしたくない病にかかった翌日、
キッチンを見ると、
カップうどんの粉末スープが置いてある。
そう、あの七味唐辛子とくっついている、
粉末スープだ。
ふとんの中からではあるが、
「カップうどん美味しい!汁まで飲める!」
という次女の声を確認していた。
その次女の言葉に、
「体に悪いから全部飲んだらあかんで。
スープからいからやめとき」と、
長女が返事をしていたのも覚えている。
そして、封の開いていない粉末スープの横には、
汁が1滴も残っていないカップうどんの空っぽの容器がある。
まさかと思い、次女に聞いてみる。
私: 「昨日食べたカップうどんに、
この粉末スープ入れた?」
次女:「えっ、入れてないで!
だって、唐辛子って書いてるから、
入れたら、辛いでって言われたもん。」
私: 「まさか、味なしのうどん食べたん??」
次女:「味?塩味したで」
そうなのだ。
次女は、お湯だけいれたカップうどんを
「おいしい」と汁まで(いや、お湯まで)
飲み干したのだった。
次女:「野菜入ってるおかずより、
味ないカップうどんの方がおいしいわ」
母の手料理<味なしカップうどん
なんともいたたまれない気持ちになった。
この切なさはなんとも言葉に表しにくい。