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娘に怒られた話。

娘が一年生の時のこと
いじめアンケートに娘がひどいことをいって傷ついた
と書いたお友達がいました。

そのことを聞いたのは懇談の時、担任の先生からでした。
その話自体は本人同士が話しをして
解決しているので大丈夫です。
と先生には言われました。

なんと言ったかというと、
「そんなことしてたら友達いなくなるで」
でした。
どんなことに対してその言葉を投げかけたのかはわかりませんが
聞いていて気持ちのいい言葉ではありません。

娘にどうしてそんなことを言ったのかと訪ねましたが、
もう覚えていない
と言います。

覚えていないような些細な内容のわりにきついものいいだなと思い、
なんでそんなこと言うん?
とさらに問いかけましたが、不貞腐れて黙り込んでしまいました。
その後は娘の習い事があり、一旦その話は終わりにしました。

娘と離れてからなんで不貞腐れているのかな?
と考えました。あまりにバツが悪かったのか、
それとも何か言ったなりに理由があったのか、
考えを巡らせているうちにハタと思い当たりました。
私が娘に向かって言ったことがあるような気がしてきたのです。

娘は兄がいるせいか言葉が達者で乱暴なことをいうときがあります。
それに対して「そんな物言いしてたら友達いなくなるで」
と私が言ったことがあったと思ったのです。

私が、娘に言った言葉を、友達に言った結果、
私から「そんなこと言ったらあかん」と言われたら、
友達に言ったらあかんようなことを私に言ったのか
となって怒ったのではないかと思い至りました。

注意する言葉として適切ではなかったかもしれない、
そんな言い回しをする必要はなかったのかもしれない、
わかってもらおうと強めに言ったと思います
若干イライラしていたのかもれません
まさかそんな形になるとは思いもしませんでした。

習い事から帰ってきた娘に謝りました。

ごめんな、母ちゃんが娘に言ったことを、友達に言ったんだね。
それは悪かった、友達に言ったらあかんようなことを娘に言ったらダメだよね。
ごめんね。これから気をつけるね。

というと、娘に笑顔が戻りました。
お友達にはちゃんと謝ったの?と聞くと
ちゃんと謝ったと言います。

これからは言葉遣いに気をつけてね。と話すと
わかったと言っていました。

注意したい出来事に必要以上に恐怖や圧迫感を与えるような要素を付け加えるのは良くないなと、反省した出来事でした。

それと共に子供にかける言葉は
そのまま子供自身の言葉になっていくんだなと
重い責任を感じたのでした。

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