アリエルさん企画#世界の家窓からに無事参加できた話
面白そうだけれども、おもいっきり身バレしちゃうな、と悩んだ今回の参加。
アリエルさんの中間発表と多くnoterさん達の創意工夫の投稿を読ませていただいたおかげで、本日無事参加できました🙌
我が家の周囲は本当に建物ばかりで、見る人が見たらもうバレバレの地域です。遠くを写しても高層ビルが見えてまるわかりです。
そこでどうしたものやらと考えていると、
カラスが室外機をテーブルのように使って食事をした後、遊んで帰ったことを投稿しようと思いつきました。
2月くらいからGW開けまで私はベランダに洗濯物を干しません。
花粉症を酷くしないためです。
そのためこの期間、ベランダは寂しい状態となります。
2年前からはコロナで街全体がシーンとした感じになったので、
ヒヨドリやスズメが休憩しにくるようになりました。
ヒヨドリやスズメの鳴き声が聞こえると姿を見たくて窓に近づくのですが、人の気配を感じた瞬間逃げてしまいます。
スズメが欄干を「チュン、チュンチュン♪」と横に移動する姿はまさに、
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で何度も撮影を試みましたが未だに成功しません。
スズメの野郎、すばっしこさときたら天下一品だよ!
ある日のこと、金属をこする音と大きな羽ばたきが聞こえてきました。
いつもと違う音だったので、姿が見えないよう匍匐前進をしながら窓に近づくと室外機の上にカラスが2羽止まっていました。
床から首だけ起こして見ているとカラス達は持ってきたエサを、
テーブルで食事するかのごとく食べ始めたのです。
まるで人間のカップルが向かい合って食事をしているようでした。
食事が終わると彼らは片手で持てるくらいのゴムボールで遊び始めました。
我が家にはゴムボールなんてありませんから持ってきたようです。
まあ、遊びといってもカラスですから、つつき合っているだけなのですが。
デートのようで楽しそうでもあったので、思わず床から身を起こしてしまいました。人間っぽいしスズメより度胸があるから逃げないかもしれないと考えたのです。
そう思えるくらい彼らの動きは人間に近いものでした。
しかし、彼らは野生の本能を失ってはいなかったのです。
人間の姿を見た途端、ボールを置いて逃げて行ってしまいました。
これじゃ、デートの邪魔した野暮な女って立ち位置じゃないかい?
とブツブツ文句を言いつつ窓を開け、室外機に近づくと鶏の骨だけがきちんと残してありました。
そうかい、そうきたかい。
あたしゃ、ゴミ係ですかい、はいはいわかりましたよう。
と、独り言をいいながら骨とボールを片付けました。
カラスってのは要領のいい動物なんですなぁ。
と、カラスのデート風景を書いたところで室外機はどうなっているかな、
と思い撮影してきました。
冬も外にはあまり干さないため、長い間近づかなかったのですがそれにしても汚いです。
反省です。天気が良くなったら掃除します。
室外機もベランダも掃除したら気持ちよく洗濯物も干せる環境になるでしょう。
最近カラスが食事に来ないと思っていましたが、清潔なテーブルじゃないので近寄らなかったんですね。
カラス「ちゃっちゃと綺麗にしなさいな!彼女と食事に行く気にもなりゃしない!」
来なくていいです。
そうそう。カラスのボールですが、しばらくとっておきましたが取りに戻られなかったし、空気も抜けているので廃棄させていただきました。
カラス「いいってことよ!空気の抜けたボールの一つやふたあつ、くれてやらぁ!なんならまた持ってきてやろうかい?」
要りません。