細身の老婦人と大型犬の組み合わせは意外と多いと感じた話
家を出た瞬間、わんこ様のお散歩と鉢合わせ。このご時世、気軽に触らないよう気をつけていたのだが。
飼い主さんもわんこの健康に気を遣っているだろうし、知らない人に近寄られるのも嫌だろうし。
しかし、このわんこ様がベリベリプリチィな性格だった。
私を見るなり前足を上げ尻尾をブンブンと振ってくれたのだ。
飼い主様は細身の老婦人で「だ、だめよ!」とリードを持つ手をプルプルさせている。
飼い主に対して犬が大き過ぎるのだ。
そこで私は老婦人を助けるという錦の御旗をわんこ様よりいただいたと判断をして、ダッシュで駆け寄った。
「仲良くさせてもらってもいいですか?」
良いも悪いもない。老婦人は腕プルプル中なのだ。早くリードを緩めなくてはならない。私は無事、老婦人の救世主として、わんこ様と戯れることができた。
人様のわんこと触れ合える幸せをゲット🙌
このわんこ様、人間が好きですぐに尻尾を振って走り出してしまうそうだ。ただ、臆病なので少しでも違う音が聞こえると触れ合いはやめてしまうのだとか。
そうなんですかぁとガードレール越しにソーシャルディスタンスを取りながら触っていたら、持っていたバッグがガン!とガードレールに当たった。
わんこ様は一瞬のうちに愛想を消し去り、グンとリードを引っ張るとお散歩態勢に戻ってしまった。
「ごめんなさいねー」
と老婦人は小走りに去っていった。
臆病ではないですよ、社会的認知能力が高くて、周囲をきちんと認識しているから音に敏感なんですよぉ、と思いながら手を振り見送った。
細身の老婦人に限って飼育されているわんこ様が大型な気がするのですが、私の勝手な思い込み?
この組み合わせが目立つからそう感じるのでしょうか?
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