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サッカーと事業が似ていることについて

みなさん、こんにちは。
株式会社Joinの橋岡克仁です。

私は事業やビジネスについて、様々な方と話すとき、サッカーに例えることが多いです。
それもずっとサッカーをやっていた自分の経験もありつつ、スポーツや身近なことで例えると、イメージが伝わりやすく理解もしやすくなるからです。

今回は、事業をサッカーに例えて、大事なことや役割について書いていきます。

どんな人を集めるか

事業をやる上で、まず大事なことは、「人を集めること」です。

ここでいう「人集め」とは、一緒に働くスタッフをリクルートする「人材の採用」や、顧客を作ることの「集客」を指しています。

事業を行う上では、何事にも「人」が大事です。
一緒に働く仲間、そして顧客など、どういう人を集めるかによって、事業の可能性も拡がります。

ただ一番大事なのは、自分という人です。
自分の在り方や姿で、集まる人や顧客が決まるので、常に自分が何のために頑張っているか、事業をしているかを考え仕事をしています。

サッカーの布陣に例えて、役割を考える

1.司令塔: 社長

まず、司令塔が戦略を考え、適材適所に人の配置、フィールド全体のことは把握し、全責任をとるポジションが社長です。

どうやったら結果を出せるか、選手が成長できるかを考え、目標に向けて繊細なところまで考えて、みんなを引っ張っていく存在です。

2.攻撃陣: マーケティング・営業活動

攻撃となるのが、新規開拓営業、ウェブサイト、広告、チラシ、SNSといった販促ツールからのマーケティング集客力です。

事業で大事なのは、「売上を上げること」(サッカーでは「点を取ること」)です。

試合に参加しただけでは勝つことはできません。事業を始めた時にも大事なのは、全て結果です。

結果を出すから仕事の面白さや楽しさがあり、事業を継続できて、継続的な豊かさを実現できます。

売り上げを上げること自体が、社会の誰かのお役に立っていることだと僕は思っています。

必要なものを必要な人に提供できた時、売り上げが上がるからです。

また売り上げを上げることでのメリットは、「仕入れ条件が良くなる」「商品の仕入れ依頼がくる」「会社の社会的地位の向上」などメリットがあります。

良い商品やサービスを扱う会社として、社会的な認知を高められると事業の拡張にもつながります。

攻撃陣がいるからこそ、オフィスや店舗の家賃、光熱費、人件費、通信費、仕入れなど様々な費用の支払いができ、改めて事業の継続に売り上げは不可欠だなと思います。

3.ボランチ:会計

次に来るのが、会計です。
先ほどの販促ツールの広告と異なり、お金を掛けたても売上に直接関係はありません。

しかし、会計は自分の事業でどれくらいの売上があり、どういうものに出費し、お金の流れはどうなのかなど、現状を把握し、先々の指針として利用するという攻撃の側面も持ちます。

また、余計な費用がないか、債務を払う現金は足りているのかなどをモニターするという守備の一面も持ちます。

サッカーでいう、ボランチのようなものです。

4.ディフェンダー:税務

税務ディフェンダー、つまり事業で最低限守らなくてはならない順守事項です。

お金を計算していく会計と少し似ていますが、国に払う法人税の計算をします。
役割や用途が全く違うので、ご自分で調べてみると面白いと思います。

5.キーパー: 法務

最後の砦となるキーパーですが、これは法務です。

法律に則ることで、顧客に安心で安全なものを提供することができます。
攻撃は最大の防御とも言いますが、防御もしっかり考えてこその攻撃だと思うので、守り方も大事にしています。

ネガティブな話ですが、よくニュースになる不祥事で、法律違反を犯してやる事業は長くは続きません。競合に訴えられる、お客様に訴えられるなど、不正がバレると順調だった事業が傾く可能性があります。

法務でリスクマネジメントを行うことは、事業を継続させるために必要なものです。

まとめ

これらを全体から俯瞰し、うまく組み合わせ舵を切っていくのがビジネスオーナーの仕事です。

例えば、多くのビジネスで、まだウェブサイトがない、ウェブサイトがあっても使いこなせていない、集客をどうしたらいいか分からない...などといった攻撃の基本から欠けているビジネスもあります。
中には、最低賃金規定、何をやればいいのか分からない...などといった税務順守が守れていないなど守備が弱いビジネスもあります。

まずは、サッカーと同じく、最初に縦のラインを確立することから始まります。

今回は、事業をサッカーに例えてお伝えしました。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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