ユニット什器が世界を救う!「ものいう広告」も面白い!
ユニット什器って知ってますか?
店舗や、書店、いろんな場所で使われている、ユニット什器ですが。わたしは、過去に、ユニット什器を開発して日本中を回ったことがあります。
と言っても、以前いたディスプレイ会社時代にお客様より、依頼があって。
大コンペに勝ち、日本全国をそのユニット什器で、世界中を回ったことがありました。
その当時。お客様は。
NECさんですが、展示会を年間で400件以上も開催していたのです。個別の展示会から、大きな会場での共同出店、イベント参加などさまざまな展示会、イベントに参加して。その揺るぎない地位を獲得していった事がありました。
そんな折、お客様より、展示会を効率よく、コスト減額も含めてやれる展示会什器を提案してほしいと依頼があり取り組んだのです。
展示会を以下に効率よく、しかもコスト削減てきるようにするか?
そんなプロジェクトでした。
パソコンをコーナ事、ジャンル毎に分けられる。
パソコン展示には、説明パネルが必要。
パソコン使うには、数個のコンセント、電源が必要。
場所、広さ、あらゆる条件にも対応できる。
見た目、デザイン的に、かっこいい。パソコンが映える。
パソコン、説明パネルを照明で照らせる。
どこにでも移動が簡単に、できるコンパクト性を持つ。
超短期間で組み立てる事ができる。しかも道具は簡単なもので誰でも組み立てる事ができる。
重量は、2人で組み立てる重さにする。
どんな展示会の場面でも対応できるようにフレキシブル対応ができるもの。
メンテナンスが簡単にできるもの。
などなど、多くのデザインアイデアを出し合い、検討の結果。
自慢の素晴らしい什器が出来上がったのです。
コンペの場所では実際に組み立て実演などをしたり、マニュアルを作成しました。
マニュアルは、女子でも簡単にできる印象を作ろうと社内の女性にお願いして、一日付き合ってもらって完成しました。
この取説マニュアルと、ユニット構成を見れば、大抵の場所で対応可能な素晴らしい什器になったのです。
デザインは、屏風がヒントでした。
屏風式にパネル嵌め込み式にする事で、どんなところでも使えるようにデザインできたのです。
一台でも勿論可能。繋いで並べていけば、パソコンの数量で対応可能にしたのです。
この什器を、数千台購入が決まったのです。
売上も数億円になり、その後も。展示会設営やらデザインを少し変えたいなど追加発注をもらったりして、本当素晴らしい仕事となりました。
また、実際の展示会には。わたしが組み立てる説明と立ち合い。最初の指導を行いました。
そのためほとんど全国を回ったのです。
予想外としては、海外の展示会でも使いたいというので、海外用に改善したりして納品もしました。
また、設営にも立ち会って欲しいということもあって、ハワイで行われた展示会やら、香港、中国の展示会、シンガポール、スイス、展示会などの展示会を受注できたのです。
展示ユニットを海外送付するとともに、わたし自身が設営運営の仕事をそのままやる受注もいただき、本当素晴らしい仕事でした。
そんな展示会什器ですが。
数年前にも、京セラのユニット什器を開発、納品させていただきました。
これは先程の用途とは少し違って、ショールーム内でのユニットでした。
ユニット什器については、わたしも私論があります。
今は、什器は、単なる製品や、ものを置くためのもの、家具です。
わたしはここに、ICタグなどを入れた新しいユニット什器、展示ラック、棚が、今後大きく変わってくるのではと思っているのです。
わたしは、ディスプレイ会社と広告会社、どちらも経験しています。ディスプレイと広告の融合こそが新しいビジネスになると思っています。
「ものいう広告」
棚の前を歩くと、棚が、あなたを引き止めます。
おいおい、〇〇ちゃん。
通り過ぎていいの?ここにはあんたが超好きな〇〇があんなにさ。やっていかないの!
えー、たしかに、この製品前から欲しかったんだ。よくわかったね。俺の好み。ありがとう。買っていくわ。
こんな会話がお店で聞こえてくるんじゃないですか。
店員がいらない店舗。
最先端の技術使えばできる世界です。これからの主流になるんです。
ラックと広告の融合。これは今後のテーマですね。