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ネガティブフィードバックがむずかしい
「ルール通りできてなかったらフィードバックする。と決めていたんです」
「でも、その発言の仕方はルールどおりじゃない。って怖くて言えなくて」
「良いことは言えるのにね。だめなことって伝えづらいなぁ」
ざわつきポイント
・何を目的にフィードバックをするのか?
・短期的な効果と長期的な効果を考えているか?
・主語は「私」なのか「私たち」なのか?
ネガティブだと思うフィードバックにもポジティブ要素がいっぱいあるよ!
目的をはっきりと示す
・相手が怒るかも。
・嫌な顔されたら自分が傷つくな。
・気まずい関係にならないかな。
こんな心配をとってもよく聞きます。
ネガティブフィードバックって、発言した瞬間のことを考えて悩む傾向にありそうですね。
チームや組織で「こうしていこう!」と決まったことなのに、個人的な気まずさが先立つのは目的を忘れているからなのではないでしょうか?
・相手とじぶんの成長のため
・チームで達成したい姿のため
・組織の文化を適切に保つため
あなたが相手にフィードバックしたいと思ったなら、目的を相手に伝えることはとっても大切なことです。
個人的な好き嫌いではないことを前提とするわけですね。
じゃないと単なる私情の殴り合いにしかなりません。
ゴール地点(目的)を共通の認識にしてからでなければ、事実と理想との差がわからないのです。
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長期的・短期的な見かたをしよう
耳の痛いことは、相手にも自分にもそれなりにストレスがかかります。
つまり、目先の部分ではお互いネガティブに感じやすいのは事実ですね。
では1ヶ月先にまで視野を広げてみましょう。
今、耳の痛いことを言われて行動が修正されたとします。
1ヶ月先に相手はチームの中で浮かずに実力を発揮できるでしょう。
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つまり、ネガティブフィードバックとは長期的に見れば、相手にとってポジティブに変わることなのです。だって相手の成長を願ってるから!
この部分をはっきりと相手に伝えられると、言われた側の人も前に進んでいくメリットがわかりますよね。
これこそが、フィードバックを受けて「行動を変えていこう!」と思えるモチベーションにつながると僕は考えています。
主語を使い分けよう!
個人的に言われて嫌なこと、もやもやなことは「私は嫌だ!!」で大正解。
じゃあチームや組織にとって嫌なことは??
「私たちにとってそれは嫌だ。よくないことだ。」ですよね。
ネガティブフィードバックに悩む人に意外と多いのが主語を「私」にしてしまうこと。
こうなった時点で、言う側も受ける側もどの立場から言っていることなのか訳がわからなくなってしまいます。
チームで『こうあるべき!』と決めた姿があるのだとしたら、そこと見比べて、相手が『良い』『悪い』を判断できるようにすることが必要です。
言い訳をしたくなることもあるでしょう。
認めたくない時もあるでしょう。
相手がそんな心理になることもしっかり見越しておきましょう。
前に進める準備をしておいてあげるのもお作法かと思います。
だからこそ、「あなたも含めて、私たちはこうあるべきと決めたよね。」
認めない態度にも「それでもね、チームで決めたことだからやってみよう!」
個人的な趣味趣向で相手を責めたいわけではないのなら、ネガティブフィードバックは存在しないのです。
自分と相手とチームのために、気付いたあなたが言う必要があるんです!!
以前にもフィードバックに関しては質問があり記事にしているのでそちらも参考にしてみてください!