子を持つ親として、いろんなことを考えさせられました。 たぶん良し悪しはそれぞれにあって、『おわりに』にも書いてありましたが、『この世に理想の国などありはしない。どちらも一長一短があり、だからこそ愛おしく、大好きなのだ。』ということなのだと思います。 だけど、これを知ることは大切。
あれほど屈託なく笑い、走り回っていた子どもたちは、日本の教育システムで育成され、小学校、中学校と進むにつれて、その笑顔をだんだん失っていきます。そして、高校、大学時代をなんとなく過ごし、本当に「つまらない社会人」になってしまっています。 『はじめに』より。 強烈な本でした。