精華学園精華高等学校『ルサルカ― 大阪、ミナミの高校生4』観劇させて頂きました。 キャラがしっかりと立っていて、一人ひとりがとっても魅力的。それぞれに感情移入できる部分がありました。 舞台上の花を踏み潰していく描写や、背を向けたり横を向くシーンの多さに、独特の演出を感じました。
福島県立ふたば未来学園高等学校『87,552 hours』観劇させて頂きました。 彼らにしかできないもの。圧巻。 舞台を大胆に使っていながら、セットはシンプル。身体が上手く使われていました。 できるよ。だって、演劇だから。 演劇っていいな。 まっすぐそう思える作品でした。
立川女子高等学校『おんなのこのひ』観劇させて頂きました。 独特な世界観。 賑やかなシーンと2人きりのシーンの対比が鮮やか。 「おんなのこ」ならではの言葉選びや関係性に心がざわつく、そんな作品。 女子校だからできる、映える題材であったと思います。
山梨県立甲府南高校『スーパーリリックとマサコさんの帰還』観劇させて頂きました。まず何より、声に特徴のある役者さんばかりで凄く魅力的。私は抽象劇があまり得意ではないため難しさがありましたが、全体を通して詩的な可憐さがあったように思います。高度な戯曲を自分達の物にしていて圧巻でした。
新座柳瀬高校演劇部『Confession』観劇させて頂きました。 衣装とメイクが細部まで作り込まれていて見ごたえたっぷり。 テンポの良さ、世界観の徹底が素晴らしい分、滑舌が少し気になりました。 板付きのセットを活かした動きが魅力的で、原作「偽りの告白」を読んでみたくもなりました。
青森県立木造高等学校『全部コロナのせい!!』観劇させて頂きました。高校生ならではの爽やかさと真っ直ぐさがありながら、後半は予想を裏切る展開。音源のキーを下げる手法がインパクト大でとても効果的だったと思います。題材も社会風刺的で「THE・演劇」と言うべき作品でした。