今日の日記【風のありか】 風は見えないけれど 木々の葉っぱが優しい音を奏でたり 庭先の洗濯物がゆらゆら揺れたりするので 実際にそこにあるのがわかる 母に引っかかれた手の甲の傷も だんだんに治っていくので そこに命が宿っていることが分かる わたしは いのちそのものだ