鴨川ビューな北京料理店個室。昔は氾濫繰り返す暴れ川、今は等間隔カップルの憩い川。──「…取り分けて来ます」。美味な料理が出来る度、ドアから給仕が半身で披露。回転円卓NG、非密の中華。尾羽ツィツィ…窓枠散歩のセキレイも、二足歩行でるるるーっと。半窓から──「え、入って来たで!?」。