わたくしの内なる文字を渇望し つてんぢやなく なあなあなスランプの行間を漫歩する の方が当たり 私の擦り切れた駄弁袋からより 宇野信夫『話のもと』でも 讀んで下さい・何か讀むべき必須条件に 足りてゐる、そこの貴方! 緑犬の句一つ… 〈髭剃りて柳絮張り付く頬の風 仁悟良〉©都築郷士