複合アプローチ

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◆何か(人や組織、制度や原理などを考えてみてもよい)は何かが諸前提となっており、後者も何かが諸前提となっている。これらが網の目を成す。よって、ある要素だけを強化・活性化することはできず(あるいは無意味)で、全体観に立つ複合アプローチしかない。全体観の範囲や精度、視角の数が重要。

◆対象を捉え、あるいは動かそうとアプローチするときは、直接的・局所集中的・単発的な方略をとるのではなく、間接的・多数多極的・漸進的な働きかけをする必要がある。作用には反作用が、入力にはフィードバック動態が他所への再入力として作動するので、単調方略は総体としてはむしろ逆効果となる。