人気の記事一覧

樹木希林さんはお茶の間で笑わせてくれる少し力の抜けた飄々とした演技の印象が強い。でも何時もなり切っていた。郷ひろみと組んで歌う時も。最後のメッセージは温かい。行き詰まった時は後ろからみるゆとりを、愉快に生きよう。病篤き樹木さんが優しく工夫して語る言葉は明かりを灯し続けてくれる。

自分が五輪出場したとき, 誰ひとりこの世に存在していない。数キロで歩は止まる。それから一度競技を離れ, 試行錯誤し解説等で「日本の顔」に再びなる。一度日本一になった時, 期待と下位になる恐怖すらあったのではないか。経験から学び解釈し直し,再び歩を進める勇気と行動力に心から敬意をー