冬の神が閉じこもった。「吹雪いてるね」「うん、荒れてるね」と女神達の心配をよそに「あいつはいつもそうだから、ほっとけ。うまいもんでも作ってたら、そのうち出てくる」と夏の神は筋トレしながら言う。「じゃあ、私は野菜たくさんのカレーを」「私はザッハトルテを作るわ」と各々、台所へ消えた。