最も遠い最も微かな変化を 最も敏感に感じ取る。 心の波風を鎮めて。 全身センサーが働き出す。 目の前のことから 宇宙の果ての出来事まで。 壮大なスケールも相対的な基準だから 時空は容易に超えられる。 ちっぽけな自分と無限空間が 一つに溶け合うように、果てしなく。
リラックスすることは、高速度で爆発するのに等しい それがエントロピー宇宙の原理になる 禅でいう無とは、このことの体験的事実であるように思われる すなわち無限空間の覚知である 実は、そこに気が付くならば、無限空間はリラックスする以前にすでにしてそこに在ったのである 無こそが本質だ