黒澤明監督『野良犬』次に野沢尚『烈火の月』そして稲葉圭昭『恥さらし』と観たり読んだりしました。3つの作品に接してそれぞれの作品への見方が深まったような感じがしています。主題は『責任感』です。責任感て、今の時代、失われつつある貴重な道徳心なのかも知れませね。
稲葉圭昭『恥さらし』を読了。日本の警察組織の持つ構造的な闇の告発の書になっています。また覚醒剤を使用することの地獄が描写されています。野沢尚『烈火の月』と『恥じさらし』は両方読んで欲しい作品です。読み終えて、黒澤明監督の『野良犬』を思い出しました。稲葉さんには「義」がありました。