柏崎刈羽原発7号機

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私は、本日、柏崎刈羽原発7号機を中心に、見学・調査し、新規制基準適合安全審査に対応すべき項目の安全対策の現場に注意を向けましたが、新規性基準適合前後の光景は、一変しており、新規性基準では、発生確率の低い事象に対する安全対策を意味しており、積極策を感じました。

東京電力の柏崎刈羽原発7号機(ABWR、136万kW)では、炉心に、燃料装荷がなされており、日本的曖昧さの中で、国と東京電力と新潟県と地元自治体が、暗黙のうちに、互いの立場を尊重し、顔を立てつつ、表面的には、相互不信状態で進行しており、いかにも、日本的曖昧さの中での振る舞いです。

炉心に燃料集合体を装荷中の柏崎刈羽原発7号機において、制御棒駆動機構の電源の一部に不具合が発見されたため、装荷作業が、一時、中断され、いっぽう、能登半島地震に被災した志賀原発1号機では、地震時に、炉内構造物の一部が落下したことが確認され、前者は、長期停止で、十分な点検ができたはず、後者は、想定内の地震動にもかかわらず、炉内構造物の一部が外れて落下するなど、あってはならないことであり、いまの原発管理は、初歩的で基本的な点検・保守作業さえできない無能集団。