(続き)「芸大もやし丼」の作り方は、自己流に解釈すれば、フライパンを熱し、バター(芸大では、実際には、バターより安いマーガリンを利用)、次に、生のもやしを入れ、さっと熱し、バターが絡み、なおかつ、もやしに腰が残る頃、丼のご飯の上に乗せるだけで、「東大卵丼」は、ごく普通の卵丼です。

私は、お世話になった人を招くのが好きで、事前に調査した好みのアルコールで、決まり切ったビーフステーキ、スープ、デザート、コーヒーですが、何度かくり返し、気心の知れた人には、特別に、「芸大もやしバター丼」(芸大学食で一番人気のメニュー)や「東大卵丼」(東大ベスト丼)も用意します。