日本の反原発主義者は、党派性が強く、日本の原発には、批判的であるものの、中国の原発について、批判的分析をした例は、私を除き、ひとりもいませんが、やはり、昔の核兵器論のように、中国共産党が推進する原発は、正義で、安全で、人民に奉仕する必要不可欠な装置とでも思っているのだろうか?
日本では、1960、70年代、日本社会党などが、「米国の核兵器は悪、ソ連の核兵器は正義」、さらに、「米国の原発は悪、ソ連の原発は正義」と、いまでは、そのような意味不明な主張をする人はいませんが、岩波書店は、月刊「世界」で反原発、中国人が書いた「中国原発大開発」の岩波新書は、刊行。