言論を恐怖でねじ伏せる人らがこの国にもいる。ハリポタの世界そのものではないか。民主主義は言論で妥結を図る少なからず感情的な部分もあるものの、元来は勝っても負けても次の人生が待っている性質なるものだ。どんな動機があろうとも、恐らく納得する事はないだろう。
このところ、辛い事が続く。遊戯王作者、そして元総理の訃報。政治は様々なモメンタムが働くアンバランスな引っ張り合いが社会に影響を及ぼす。漫画は次のシーンへ向かう構想にエネルギーを感じる正に劇画だ。誰かの別れが静かに社会に波紋を呼び、残された人らはそれでも前を向いて進むべきなのか。
参院選投票日。民意の決断のとき。与野党のぶつかり合いに思わず考えさせられるが、自分の思った党・候補者に入れよう。
政治経済に関心がないという人へ向けた本がイマイチハマらないのは何故か?それら読もうと思う分、その読者は関心を潜在的には持っている訳で。SNSやネットで大きく活躍する、アンテナを大衆に向けた取り組みが自然と政治経済への呼び水になっていく。まるで最初からそうしてくれよと言われんばかり
こういう時、こういうご時世をゲンロンの東浩紀さんはどう語るのだろうか。哲学を学ぶと意見の偏りが見えてくると昔先生に言われた。自分としては、この閉塞感を打破する快刀乱麻を断つ思想は見えそうにない。世の中にある不平不満は大抵関係ない良い人とか優しい人にぶつけられるのかもしれないな。
何の為に政治をするのか。元総理は劇的な政策の大転換をして国の豊かさを取り戻そうとした。金融政策をしても、デフレは脱却など出来ないという有象無象の反論を押しのけ、勇気をもって金融緩和策を打った元総理の勇気は確かに評価していいものではないか。