「手で書くことを楽しむ会」で書いた八月の手帳。縦線で水底から立ち上がる泡を表現したくて、じゃあ、横線は水面のゆらめきかなぁ。 今日は、ずっと書きたかった手紙を書いて、いい感じだぞ。 雲の向こうに居る満月に、ありがとうと手を振る。
雪のように 愛と奇跡が 舞い降りてくる
11月は、針葉樹がすっくと天に向かい、月の光が粒となって木々と地面にこぼれるイメージ。 「月の光、降りつもり 大地、優しくほどける 夢、現し世のものとなり 境、輝きに溶ける」
重陽の節句に九月の手帳を書く。 「夜、空に向かって咲く菊 誇り高く 涙、星となる」 亡き祖母を想う。
6月の手帳。紫陽花をイメージして紫青黄。直感で色分けして線を継ぎ足して行くのが、心から楽しくて。気づくと笑顔になっている。 *インク、ガラスペン、ノートは全てカキモリ。面相筆は昔から使っている物でボロボロだけど、まだ現役。顔料インクを混ぜて、薄め液でかなり薄めています。